- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
浪費や喫煙などをやめようと決心しても、失敗するのはなぜなのか?
そんなときには必ずと言っていいほど、「自分は意志が弱いから……」と
自分の意志に責任を転嫁しがちだ。
しかし、その考え方こそが失敗の原因である。
「6つの発生源」をうまく組み合わせて、自分への悪影響をコントロールする技術を身につければ、悪習慣は必ず断ち切ることができる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くさてる
6
人間は自分の意志の力だけに頼ってはいけな生き物だと良く分かります。まさに「分かっちゃいるけどやめられない」なのだから。じゃあ、どうやって自分の困ったところを変えていけばいいのか?という疑問に答えるのがこの本。実践的で具体的な方法を提示した「自分の行動を変える」ための方法が身近な事例を挙げながら分かりやすく解説されています。面白かったです。2014/04/23
Arowana
4
論旨は、実際には人間が自分の意思や能力だけで成功に導ける裁量はごくわずかであり、物理的環境条件や他者の接し方をどうコントロールするかが重要な鍵を握っているという内容でした。従来から幅をきかせている自己啓発書のように抽象的な精神論ばかりを力説するのではなくて、科学的なメソッドを活かしたフィードバックを活用することで個人の思考や行動を無意識に規定している悪癖や環境を改善していくことが、大切とのことです。理性を重んじる僕によくあっているやり方だなと感じました。2016/07/07
ゆき
2
図書館本:片っ端からこれ系の本を読んでいると何度も同じことを言葉を変えて伝えられている気がする。習慣化がポイントなんだろうなぁ。2013/11/29
mercury
1
自分を変えて望ましい行動をするために必要だったのは意志の力だけではなかった!私は意志が弱いからダイエットに失敗するのだと思っていましたが、自分を知り、何か問題かを探り、よりよい行動ができるようなスキルを高めて、決定的瞬間に備えることによって成功の可能性を高めることができる。年末の検査の結果で食事指導によるダイエットになってしまったので参考になるかと思って読んだ。モチベーションが上がった。まず、どういう時に間食したくなるのか考えよう。2014/01/10
たす
0
常に頑張り続けるのではなく、決定的瞬間に目的を思い起こすという部分が他の本にはなかったところなのではないかと思う。 目的を思い起こすということは非常に重要で、目先の快楽にとらわれず、未来の目標を意識することができれば生産的な日々が送れるのではないかと思った。 あとクレジットカードについての文章が書かれていて衝撃的すぎたのでこの本を読んでからクレジットカードは家で保存することにしました。2017/08/01