出版社内容情報
はじめは驚いたけれど、僕の家には幽霊が出る。それもふっくらした幽霊だ。毎日出てくるようになって、家族もそんなに気にしなくなった。そんな幽霊から相談されてしまう。
マイペースなちょっと太り気味のゆうれいと家族たちの物語。主人公の和幸は勉強が好きでちょっと生意気な感じがして、最初は幽霊に冷ややかな態度だったけれど、だんだんと幽霊とのかかわりあいで大切なものに気づいていく。
【目次】
内容説明
ぼくの家にはゆうれいが出る。二年前の夏休み、引っ越してきた最初の晩に初めて出てきたときは、そりゃあ、おどろいたものだ。でも、あんまり毎日出てくるものだから、いつの間にかなんとも思わなくなっていった。
著者等紹介
しんやひろゆき[シンヤヒロユキ]
兵庫県生まれ。元公共図書館司書。日本児童文学者協会会員
しんやゆう子[シンヤユウコ]
和歌山県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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小説大好き
1
表紙から想像される通り、可愛らしい物語でした。ゆうれいさんのほんわかした雰囲気に引っ張られ最後まで安心して読める作品です。最大の魅力は今述べた部分かと思います。逆に引っかかる点としては、作中に散りばめられた幾つかの謎が物語全体に影響を与えることなく放置されるところでしょうか。気になる人は気になると思います。また、ゆうれいさんの言動や在り方を通じてダイバーシティを意識する主人公はかなり優等生的で、というか学校の先生を筆頭に登場人物がかなり「理解ある」人物像で、捉え方によってはちょっと不自然かもしれないです。2025/08/21