内容説明
ITにより、世界のビジネス・スピードは劇的に増した。このままでは、日本は変化の大きい世界経済の中で生き残ることができない。求められるのは、いままでにない新しい価値や大きな概念を生み出すことのできる人。それを著者は「ダントツにすごい人」と呼ぶ。どうしたらそのような人材を増やすことができるのか――。LINEとC CHANNELを生んだ経営者が語る、日本人のための人材論。安宅和人氏(ヤフーCSO)、林要氏(元Pepper開発責任者)、石川善樹氏(予防医学研究者)との対談も収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
薦渕雅春
18
たまたま図書館で見て借りてみた。面白かった。日本テレビ、ソニー などを経て LINE株式会社の社長を務めた後、動画メディアを運営する C Channel 株式会社を設立している。知らなかった。著者は、さまざまな「成功者」と出会ってきて、本当の成功は、自分が望む人生を歩んでいるのか歩んでいないかで決まると感じています、と。「すごい人」と「偉い人」の違い 、の章は納得。共感出来ること、為になることも多く書かれていて、「7つの習慣」の話や 柳井正さんの「一勝九敗」の話、分かりやすかった。他の著書も読んでみよう。2017/08/19
もはる
7
元pepper開発者・林要氏との対談が読みたくてパラ読み。今の人工知能にはエピソード記憶がない。(個人が体験した日々の出来事を物語として整理して蓄える能力)それは人間特有の情報処理で、それができないと全く違う事象に対して結び付けること、いわばひらめくのは難しい。 走行が自動化すれば、保有というよりも使うことが中心になっていく。乗っているだけの車の空間はかなり暇なので、その空間をどうするんだとか、メンテはどうなるのか、どうやって使いまわすかといった関連サービスがたくさん出てくるんだろうな。2016/12/13
Mr
4
チャレンジし続ける2017/11/26
モビエイト
4
LINEの元社長という事に興味を持ち、手に取りました。LINE時代の話をもっと知りたかったですが、対談も興味深く読めました。2017/08/09
AppleIce
3
森川さんの本2冊目。 この人の考え方が好きで読みましたが、前回読んだ「シンプルに考える」と内容が所々重複していたように思いました。 今回は対談ページがありますが、そこが個人的には面白かった。 ペッパー君を開発した方との会話についてはお互い似たもの同士ということで特に気が合ったのかな、と思います。2017/06/02