人民元切り下げ―次のバブルが迫る

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人民元切り下げ―次のバブルが迫る

  • 著者名:村田雅志【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 東洋経済新報社(2016/12発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784492444399

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内容説明

大量の資本が中国から流出している。
米国では中国に敵対的なトランプ氏が大統領に就任する。
為替市場では人民元の下落が止まらない。
人民元が大幅切り下げに追い込まれれば、
世界の金融市場にネガティブ・ショックが走り、
日本では大規模な金融緩和や財政出動が議論になるだろう。
世界は金融緩和を止められず、余ったマネーがバブルを生み出す。
これはべき論や陰謀論ではなく、経済データから読み取れるグローバル市場の将来像だ。
外資系通貨ストラテジストが、明快なロジックで人民元切り下げ後のマーケットを予測する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

奈良 楓

3
【〇】煽りっぽい表紙とは裏腹に、内容は国際収支や外貨準備などの統計をエビデンスとして、中国経済を至ってまじめに分析した本。中国が打ち出す経済政策をどう読み取ればよいのか迷ったときに教科書代わりに読み返したいです。2017/08/19

鉄人定食

1
中国のここ数年、特に習近平体制の話が中心。一帯一路構想や新常態が為替に及ぼす影響と現状を解説。2016年末出版だが、2016年11月のトランプ勝利も含んでおり、私が読んだ2017年2月時点でもかなりタイムリーな実感。タイトルから危機的予測に対する煽りが多いのかと思ってしまったが、まったく違った(良い意味で裏切られた)。データが多く、論理的でわかりやすい解説書だった。私のような初心者でもへーとかほーとか言いながら比較的気軽に読むことができる。2017/02/12

マンディ

1
なかなかの良書2017/01/17

KJ.O

0
北朝鮮への対応の甘さから、米国はとうとう中国企業への制裁に踏み切った。一方、近年、大量の資本が中国から流出し、為替市場では人民元の下落が止まらない。買い支えで中国の外貨準備は急減している。元安は、本来淘汰されなければならない国営のゾンビ企業を生きながらえさせ、中国内の過剰サプライの捌け口を海外に向ける。政治の失敗を反日に向けるように、経済の失敗を海外に付け回す。中国が責任ある市場経済国家にならなければ、経済規模が大きいだけに世界経済を混乱させるだけだ。元切り下げなどいう最悪のシナリオにならないことを祈る。2017/06/29

qwerty1234

0
マネーフローの時系列分析が中心。現在の元安までの流れが解る。少しくどいが分かりやすい一気に読める本。2018/08/23

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