内容説明
「ブッダは実在しなかった」「仏教と神道の決定的な違いとは?」「戒名のランクで死者の世界は変わらない」「日本人は無宗教ではない」……、仏教にまつわる常識は、実は間違いだらけ。本書では、『葬式は、要らない』など仏教に関する本でベストセラーを出している島田裕巳氏が、仏教についての基本的な事柄から学校では教えてくれない「えっ!」と驚く話まで、仏教の全貌をわかりやすく講義します。島田版仏教の教科書。本書の目次より ●第1章 日本の仏教は「ある宗教」――仏教と神道の決定的な違いとは? ●第2章 ブッダの仏教は消えた!――なぜ仏教は違うものに変わっていったのか ●第3章 日本仏教はこうして誕生した!――なぜ日本人は仏教を受け入れたのか ●第4章 なぜ仏教は「死」を多く語るのか――日本人の仏教的死生観 ●第5章 近代以降、仏教はどうなった?――神仏分離と新宗教で変わっていった仏教
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すうさん
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島田裕巳の本は結構読んでいて、いままで随分学ばせてもらった。特に現代における、世界の宗教の危機的状況なことも理解できた。欧米では伝統的なキリスト教徒は激減し、現世利益的で原理的なもので福音派が増えている。さらにはアジアではインドネシア、パキスタン中心に原理的なイスラム教が広がって、ヨーロッパでも将来はかなり広がる傾向にある。日本では都市化が進み葬式もやらなくなり、新興宗教も含めて仏教や宗教の危機的状況を迎えている。それに反して私の宗教的な興味はどんどん深まり、老後に向けて人生の羅針盤になりつつあるのだ。2016/12/18
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