内容説明
「国際特別情報機関」の秘密特務工作員・鷹見徹夫。女優との情事の最中、彼は緊急指令を受けた。日本防空体制の中枢にあたるシステムを破壊したうえ、政府に巨額の金塊を要求してきた「世界快楽同盟」の正体を探れというのだ。コルト・パイソンとハンティング・ナイフを手に、鷹見は闘いを開始する! 巨大組織に挑む猛獣。大藪ホット・アクションの決定版!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まいまい
1
すごく面白い。書かれたのはすごく前で、もう作者も亡くなっているほどだが、話に古さが全く感じられない。あるのはただスリル。主人公が超人的とは言え、恐怖を感じている描写などが効果的に人間らしさを出している。現代のアクション系に物足りなさを感じる人にはぜひ勧めたい。2011/12/10
考えない人
0
ありえないほど強靭な肉体と精神の持ち主である主人公・鷹見徹夫が、たったひとりで巨大組織を壊滅させる話。ひたすら展開されるアクションと暴力を楽しむためだけの小説なので、読んだらすぐに忘れてしまうような内容だが、暇つぶしに読むのにちょうどいい。2020/06/28