ビジュアル年表 台湾統治五十年

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ビジュアル年表 台湾統治五十年

  • ISBN:9784062201193

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内容説明

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台湾の国立台湾歴史博物館および秋恵文庫の協力のもと、多数の歴史資料と文物をカラー写真で紹介しつつ、日本統治時代の五十年の歴史を、一小説家の目から紐解いていくビジュアル歴史クロニクル。日本の敗戦から七十年余り――今こそ、偏りと偽りのない視座から見つめるべき、台湾と日本の〈1895-1945〉の半世紀を振り返る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

90
良い本です。 ビジュアル年表ですが、読む部分もしっかりあります。 あまり今まで語られなかった部分ですね、台湾の日本統治時代、しかも50年間も。 国立台湾歴史博物館協力です。故宮博物院と間違えてる人もいますが、街中にあって、行きやすく、お庭が広くてきれいで、空いてるので好きな場所です。2021/03/02

やじ

15
資料提供/全面協力「國立薹灣歴史博物館」との事で、写真や資料が沢山ありワクワクで借りました。日本に割譲された明治28年4月発行「薹灣新地図」翌年43年版では鉄道が基隆から高雄まで繋がっている!44年の汽車汽船旅行案内図には樺太から朝鮮、台湾まである。先人達の偉大さに圧倒される。しかし「はじめに」で評価が天から地へ。「植民地」「つらい記憶を封印」「不幸極まりない悪縁だったか、それなりに得ることもあった縁だったかは人による」編者(偏者?)でこうも酷くなるのですね。勿体無い事でした。2020/09/26

ちょび

7
最近3回目の台北を旅してきたばかり。台湾の人たちは、なぜこれほど親切で温かいのだろう、なぜこの街にいるとこんなにくつろいだ懐かしい気持ちになるのだろう。そんな疑問を持って、出会ったのが本書でした。台湾を統治した日本の50年が記されています。台湾だけでなく、戦前の日本の姿も薄れていくような昨今、知っておくべき大切なことに気づかせてもらったように思います。次は同じ著者の『美麗島紀行』を読みます。2018/03/01

sine_wave

7
乃南アサという作者と、先の戦争という二つの動機があり本書を購入した。小説家の書いた歴史書なので、とても読みやすい。戦争は良くないが、50年間の日本の台湾統治は決して無駄ではなかったと思った、と同時に平和維持への努力は常に続けていかねばと心に誓った。特に若者を戦争の犠牲にしてはならない。2016/07/03

けぴ

4
日本史でも世界史でも勉強する機会が少ない台湾。日本の植民地支配50年が現在の台湾の基礎を形作ったとも読める傑作でした。台湾人が親日の理由も分かります。2016/10/16

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