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内容説明
街を1つの大きな学習の場としてさ迷い歩くうちに獲得した知識や知恵、それがストリートワイズだ。敬愛する思想家・福田恒存との邂逅、急速に失われていく過去との繋がり、世相を映し出さないメガヒット本の登場、あいまいな日本の「戦後民主主義」など、時代と思想を縦横に網羅する鮮烈なデビュー論集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
go
4
一気に読んでしまった。面白い。色々なところに書いたものを纏めた本だが、こういうのもっと出してくれないかな。坪内祐三全集とか。2020/04/10
きくまる
1
これを手にした理由は忘れたのだけど、赤坂真理さんの語った「戦後民主主義」への疑問と重なる所があったが、こちら非常に文章がうまくてややうっとり読んでしまった。短編集だが、不思議と全体の流れがあって、現在の日本の状況を見る視点が静かにできあがる感じが心地よい。批判は民主主義の名の下、精神的成熟ができなかった私たち世代から上の批評家、私たち自身の有り様に及んでいる。私たち世代の責任は、先代の言葉を正しく後に続く世代へ伝えるべく交信をはかること。私は図書室の片隅の変わった叔母さんになろう(いや、なりたい…だな)2014/11/24
うえ
0
丸山真男は「学生にも色々いるけれどここにいる「皆さん方」は本来のインテリであると,コビを売った」「ところがある日,お誕生会は先生の命令で禁止されてしまった…理由は,お誕生会に呼ばれる子と呼ばれない子とで差別が出来るから…お誕生会は「戦後民主主義」的光景だが…お誕生会が差別につながるという発想はさらに「戦後民主主義」的だ…前者は全てを均質化しようとする民主主義であり,後者は,個々の異質性を露出させないようにする民主主義だ。どちらの「民主主義」も私の肌に合わない」 錯誤を解き明かす坪内術。2014/11/02
ニッポニア
0
むつかしい。じつにむつかしい。読み終えると一本の筋がすうっと通ったような気になれる。難解な言葉で書かれているわけではないけれど、思想入門として、一読の価値はあるんだ。2014/10/11
no_hi
0
前半は読み進めるのに時間がかかったが、後半に進むにつれ、読むテンポがつかめるようになった。本の内容には関係ないけれど、でてくる人物や出来事を知っているかどうかが、読み易さに大きくかかわるというのを、この本で強く実感した。2014/05/08
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