出版社内容情報
カメラの技術的進歩と写真家の表現、メディアと結びついた報道写真が現代世界にインパクトをあたえてきた歴史を描く。
50台のカメラを糸口に、ウィージーとスピード・グラフィックや、カルティエ=ブレッソンとフォトジャーナリズムの創出にライカが果たした役割など、
カメラの技術的進歩と写真家の表現、メディアと結びついた報道写真が現代世界にインパクトをあたえてきた歴史を描く。
内容説明
コダック、ライカ、ローライフレックス、ニコン、キヤノン、スマートフォン…1839年のダゲレオタイプから最新のカメラ付き携帯電話まで、選ばれた50台のカメラ、写真家とその作品、フォトジャーナリズムなどをとおして、わたしたちをとりまく世界の見方を変えた画期的メディアの物語!
目次
ジルー・ダゲレオタイプ
タルボット「マウストラップ」
オットウィルのダブル・フォールディングカメラ
パウエルの立体カメラ
サットン・パノラミック・カメラ
ザ・コダック
シュティルン・コンシールド・ベストカメラ
アンジャルベール・レヴォルヴェール・ド・ポシュ
ローチ・ユリーカ
ゲルツ・アンシュッツ〔ほか〕
著者等紹介
プリチャード,マイケル[プリチャード,マイケル] [Pritchard,Michael]
写真の歴史、技術の研究者として、30年以上の経験をもつ。ロンドンのクリスティーズで写真の専門家として仕事をはじめ、のちにディレクター、オークショナーとなる。写真術の歴史について、幅広く執筆、講義してきた業績に対し、英国王立写真協会のフェローシップを授与される。2011年より、英国王立写真協会の会長をつとめている
野口正雄[ノグチマサオ]
1968年、京都市生まれ、同志社大学法学部卒業。医薬関係をはじめ、自然科学系の文献の翻訳に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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