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内容説明
てんかんを理解して、安心して暮らすために
てんかんの有病率は0.8%、日本国内に100万人の患者さんがいる非常に身近な病気です。老若男女誰でも発症する可能性があり、また発作の起こり方やその原因もさまざまです。
本書は長年てんかんの専門医として患者さんを支援し続けてきた著者が、てんかんの正しい知識と、発作をコントロールするための方法をわかりやすく紹介します。患者さん本人のほか、ご家族や、周囲の方にてんかんを正しく理解していただくためにも役立ちます。
また、てんかんの人がより安心して、いきいきと暮らしていくためのコツも解説します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あじ
36
“てんかん”と聞くとまず何を思い浮かべるでしょうか?日本には100万人もの患者がいる、ごくありふれた病気。その反面、怖い病気であるという誤解が一人歩きしているのが現状です。本書は患者を全面的にサポートした内容であり、これからてんかんを学びたいという読者に有益な情報をもたらしてくれます。てんかん病院の院長として患者と向き合ってきた実績がある著者だからこそ、現場での「知りたいこと不安なこと」が手に取るように分かるのだと思います。【発作はコントロールできる】を声高に、適切な処方をあなたに出してくれるでしょう。2017/02/11
ま
14
発作後は無理に起こさない(回復を待つ)/ローランドてんかん(良性小児てんかん)は中心・側頭部に棘波を持ち、発作時に口をひきつらせたりのどを鳴らしたりするのが特徴/ADHD併発しやすい/初回発作後五年以内に再発する率は四割~五割/服薬継続のコツは病気をよく理解すること/学校や園とは書面で情報共有するのも手/韓国では脳電症と言い換えて呼ばれている、など。でもやっぱり手術は怖い。2021/09/22
ばちゃ
7
家族がてんかんで、勉強のために。 知っているつもりで知らなかったことがたくさんありました。とても勉強になりました。読めてよかったです!2017/06/15
コウ
1
私の身近にある病気なので、少しお勉強。だけど所々難しくて「誰に向けられた本だろう?」なんて、ぼんやり思いました。種類の多さもあって、知らないことが学べたのは間違いないです。ゆっくり時間をかけて読むといいかも。2016/11/26
Humbaba
0
自分自身で症状を完全に把握できないというのは、治療を行う上で大きな障害となる。苦しんでいる本人に治療がうまく言っていないと伝えるのは心苦しくはあるが、伝えないでいては折角の機会を不意にしてしまう可能性もある。しっかりと実情を伝えることでどのように対策するかが考えられるようになる。2016/12/09