内容説明
僕に恋はするな──毎夜、夫は私にそう囁いた。
ラーラはロンドンの会社で個人秘書として働いている。その豊満な体つきから奔放な女性だと思われがちだが内面はまったく逆。“真実の愛”だけをずっと待ちわびていた。だが、尊敬していた上司からも手酷く扱われたラーラは自暴自棄になり、偶然出会ったイタリア名門貴族の血を引くラウルと一夜をともにし、純潔を捧げてしまう。翌朝、彼は悩ましげにある提案を持ちかけてきた。半年間の契約で、妻になってほしいというのだ。“子どもはつくらない”“彼に恋をしない”という条件付きで。■イタリア大富豪ラウルとの契約結婚の開始早々、ラーラは彼の条件である“僕に恋はしないこと”を破り、3カ月後には“子どもはいらない”のに妊娠までしてしまいます。追いつめられたラーラは、いったいどんな決断をくだすのか……? 要注目です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
キッチンタイマー
4
双子の妹が行きずりの男とベッドインした後便宜結婚するっていう話なんだけど。なんか置いてかれてポカーンとする浅はかさなんだけど。で1番感じたのは主人公のキャラが全く掴めないこと。見た目派手?感情的?場当たり的?そうかもしれないけど、優しいだけのバカじゃん。2016/12/11
mum0031
2
秘書のラーラと、法律事務所経営ラウル。 上司とのアバンチュールの為、ローマに旅行に着たものの、バージンには興味がない上司と喧嘩して、見知らぬ男性と一夜を共にする。 この設定には無理がある。 バージンなのに、無謀で浅はか。 ラウルも、素直じゃないし面倒臭い。 2018/07/07
アクアマリン
0
半年の契約結婚、思わぬ妊娠、流産と、ヒロインはヒーローへの愛を隠している。ヒーローは、最後まで素直になれない。2018/09/21