メディアワークス文庫<br> 倫敦幽霊バラッド

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メディアワークス文庫
倫敦幽霊バラッド

  • 著者名:行田尚希【著者】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 特価 ¥346(本体¥315)
  • KADOKAWA(2016/12発売)
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  • ポイント 90pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784048925440

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内容説明

僕は朝倉柊二郎。実は僕、昔から幽霊に悩まされていてね。だから家族から「ロンドンには幽霊がいない」と言われて、二十世紀になったばかりのロンドンに、たった一人でやってきたんだ。だけど街は幽霊だらけじゃないか! 騙された!! 気落ちして街を歩いていると、鮮やかな青の着物に身を包んだ少女を見つける。ああ、幽霊だ……。でも、いつもなら目を逸らすのに、なぜか彼女から目が離せなかった。これが、僕を変えることになる女性との出会い――。霧深いロンドンを舞台に描かれる、切なさに涙が止まらない、儚く消えた恋の物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

papako

65
これも気になって。子供の頃に池に落ちて幽霊が見えるようになったボンボンの柊二郎、幽霊が怖くて大学も通わず引きこもり。そして親や兄弟にはめられて20世紀初頭のロンドンに留学する。そこで日本人女性の幽霊瑠璃に出会い、記憶探しをするうちに変わっていく。柊二郎にイライラ。でもリズム良くて、他のキャラがよく楽しかった。ロンドンの雰囲気もいい感じ。モフモフあんまり活かされてなかったけど。2019/11/28

ぐっち

22
「路地裏のあやかしたち」の作者さんの新刊!ロンドンには幽霊がいないと騙されて留学してきた柊次郎。東京より多い幽霊に引きこもっていたけど、着物を着た日本人の女の子の幽霊に出会って…。ロンドンに留学して文句ばかりってどっかの文豪みたいだなとにやにやしたり、主人公より魅力的な幽霊・ジャックの正体が切り裂き魔でありませんようにとドキドキしたり。途中で解決される幽霊たちの心残りが素敵なネタばかりでよかった。幽霊たちが可愛くて楽しく読めました。幽霊より影の薄い主人公…続くかな?続いたら読みます。2016/12/23

みーこ

21
二十世紀初頭のロンドンが舞台。幽霊に恋するだなんて読む前からせつない香りがぷんぷん…。ロンドン塔の幽霊たちが出てくるけれど、おどろおどろしさはなく、じんわり優しい物語でした。柊二郎はこれからも巻き込まれるんだろうな…と続きそうな感じ。楽しみです。2017/03/15

20
面白かったぁ♪シリーズ化して欲しい、ニャンコもワンも可愛かったし、彼女への借りもあることですし(^^;視えちゃう彼の変わってく様子が良かったです。2017/07/20

チェス

7
ちょっと読み辛かったかな。幽霊のお話なのでラストは切なかった。そこそこ楽しめたかな。2020/08/22

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