内容説明
明治時代、日本の招きにより、近代化の指導者として大勢の欧米人が渡来した。その国籍は英、米、独、仏等にわたり、活躍の場も政治、法制、軍事、外交、経済、産業、教育、学術と多岐にわたった。日本での呼称そのままに、自らをYATOIと称する彼らが果たした役割はいかなるものであったか。日本繁栄の礎を築いた「お雇い外国人」の功績をさぐる。
目次
まえがき
はじめに──グリフィス文庫をたずねて
第一章 お雇い外国人のおこり
第二章 功績を残した人びと
第三章 生活とその周辺
第四章 日本の近代化に与えたもの
おわりに
学術文庫版あとがき