内容説明
終戦までに二千人以上の諜報員を養成した陸軍中野学校――その初代校長・秋草俊少将は、校長解任後に単身ベルリンに渡り、謎の工作活動についていた。そして、その後……。 日本のスパイマスターの知られざる足跡を明らかにした驚愕のノンフィクション!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
8
知られざる陸軍中野学校について創始者秋草少将を中心に書かれています。謀略には長けていたが情報戦では後手を踏み続けた印象です。2017/02/25
Honey
6
陸軍中野学校の創設者、秋草俊少将の生涯、諜報という特殊な任務…いろいろと知らない世界が新鮮で大変興味深かったです。こんな非常な&非情な世界に一生をささげた秋草少将のご冥福を、今更ですがお祈りしたい気がしました。2019/02/15
Wisteria
6
いかにも面白そうな本なのに全く面白くなかった。途中で飛ばし読みすら諦めた。2018/01/31
takam
5
対ソ連の諜報の第一人者である秋草少将についての伝記。秋草少将周辺の人物への聞き込みや史料から、情報を集めようとするが、やはりスパイという職業上、あまり情報が残っていないんだろうなという感じを受けた。ソ連からは大物として扱われていたようだが、国内では名前が知られていない。ソ連と旧日本軍で諜報の重要性の認識が異なるため、ソ連は日本人が思っていた以上に秋草少将に警戒していたのだろう。2019/08/27
しんさん
4
中野学校ではスリや忍術も教科にあったなど、興味深いエピソード満載。あとがきに唐突に出てくる「月刊ムー」の三上編集長に笑ってしまった。2022/07/08
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