「想い」と「アイデア」で世界を変える ゴミを宝に変えるすごい仕組み 株式会社ナカダイの挑戦

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「想い」と「アイデア」で世界を変える ゴミを宝に変えるすごい仕組み 株式会社ナカダイの挑戦

  • 著者名:中台澄之【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 特価 ¥715(本体¥650)
  • SBクリエイティブ(2016/12発売)
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  • ISBN:9784797388794

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内容説明

ゴミを集めれば集めるほど、儲かる。
それが、産廃処理という仕事のビジネスモデルです。

しかし、それは環境破壊が問題になる今の時代と逆行しているのではないか。
俺の仕事は本当に、ただゴミを大量に集めるだけでいいのか。

そのような想いから、「産廃処理業」から「総合リサイクル業」に転換をはかろうとしているのが、群馬県前橋市で50年に渡って産廃処理業を営む株式会社ナカダイの中台澄之氏です。

もともとは大学卒業後、証券会社の営業マンとして働いていた著者は、実家がこれまでの鉄スクラップ業から産廃処理業へと方向転換をはかるのを機に、「まだ誰もやっていないことをやれるチャンス」ととらえ、自ら志願して、家業であるナカダイに入社します。

古い慣習が多く、一般企業とは異なるた感覚の産廃処理業界に、中台氏は証券会社で学んだビジネススキルや営業力を武器に、ナカダイを改革するべく、一人で仕組みつくりから営業まで、言葉通り奔走します。

そうする中で上記のような考えに行き当たり、業界でもいち早くリサイクル業に着手。業界内では驚異の「リサイクル率99%」を達成するとともに、ゴミの流れを知ってもらいたいと工場見学ツアーを開始したり、廃棄物をそれぞれの素材に戻し、常時400種類を展示・販売する「モノ:ファクトリー」の創設、運営や、廃棄物を利用してゴミからアート作品を作るワークショップを行うなどの啓蒙活動を始めます。

「“捨てる”と“使う”をつなぐ仕事をしたい」
「カイゼンではダメ。大切なのはイノベーション」

本書では、そんな想いを胸に、アイデアとビジネススキルを武器に古い業界の慣習を次々と打ち破る著者の「産廃」や「ビジネス」に対する想いや考え方、改革を実践するために社内外で行ってきたことなどを紹介します。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Willie the Wildcat

49
目の前の矛盾解消のために、既存ビジネスモデルを転換。気づきと心の”違和感”を形にする行動力が鍵。廃棄物処理許可が前者、廃棄物売買の先行きへの心の葛藤が後者。そして「くらしと環境のデザイン展」参加が、転換の第一歩。但し、根底の理念やビジョンの社内徹底と共有がキモ。量から質への転換!物質的飽和の現代に即した3つのキーワードの運営方針にも共感。先代である父親の存在が、何気に大きかった気がする。ここでも「心」なのかなぁ、と推察。2017/05/16

MACHI

2
この人すごいなー!行動力があって前向きで、根気もあって、どこにいっても活躍するんだろうなぁ。エピソードも凄すぎて、自慢を通り越して爽快だった。そしてそんな素敵な人が環境や社会に役立つことを第一に会社を経営してて、本当に心強い。こういう方の元で働いたら、仕事へのやりがいが生まれるんだろうな。2017/01/09

こうじ

1
産業廃棄物の処理業が、産廃を処理するから、産廃から素材を生み出すという、単に量から質の転換を超えた、大きな事業の転換をしたという話。すごい方だと素直に思いました。2018/02/11

米山智裕@Share読書.Com

1
【ゴミ+価値=宝!】 株式会社ナカダイ常務取締役・中台澄之氏が、産廃処理業のビジネスをテーマに、ゴミを大量に集めるだけの従来モデルから脱却する、挑戦の物語を公開。 「想い」と「アイデア」は世界を変える! <3つの実践ポイント> 【1】解決策は必ず見つかると信じる 【2】自分が理想する姿をしっかりイメージしてから考える 【3】対象に感情移入して考えてみる2017/01/14

dokusho

0
感銘を受けた!2023/01/26

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