文春e-book<br> 「出る杭」は伸ばせ! なぜ日本からグーグルは生まれないのか?

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文春e-book
「出る杭」は伸ばせ! なぜ日本からグーグルは生まれないのか?

  • 著者名:辻野晃一郎
  • 価格 ¥1,119(本体¥1,018)
  • 文藝春秋(2016/12発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784163905754

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内容説明

ソニー、グーグルで活躍したビジネスパーソンが「出る杭」たちへ送る熱いメッセージ! 週刊文春の好評連載を書籍化。

著者はソニーで井深大、盛田昭夫、大賀典雄らの薫陶をうけ、パソコン「VAIO」やDVDレコーダー「スゴ録」など大ヒット商品の立役者だ。ソニー退社後はグーグル日本法人社長をつとめ、現在は自身が起業した会社を経営している。

著者のいう「出る杭」とは、打たれても打たれてもへこたれず、自分の信じる道を貫いて必ず結果を出すような知力とバイタリティの持ち主のこと。ただ生意気で傲慢なだけの人ではない。イノベーションは、たいてい「出る杭」から生まれる。会社の危機を救うのも大概はそう。

これからの歴史的大変化の時代、必要なのは秀でた個人、「出る杭」たちだ。

シンギュラリティ、AI、フィンテック、オムニチャネルといったビジネスのキーワード、イーロン・マスク、アンディ・グローブ、ラリー・ペイジといったキーパーソン、そしてグーグル、アップル、インテル、ヤフー、ウーバー、テスラ、アマゾン、アリババ、ホンハイといった主要プレイヤーたちの動向を示しながら、わが道をいく人たちへエールを送る。「想定通りになんかいかないからこそ人生は楽しく面白い」「所詮人生は冒険だ」と開き直れば、自分が本当に生きたい人生を生きる勇気が湧いてくる。(本文より)

【目次】
第1章 世界一の「出る杭」企業、グーグルが見る未来
第2章 私が出会った「出る杭」なリーダーたち
第3章 「出る杭」がいない組織は衰退する
第4章 次々に登場する「出る杭」ビジネス
第5章 「出る杭」企業が世界を変える

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

まゆまゆ

4
ソニー、グーグルで働いていた筆者によるコラム集。会社の成長を支えるイノベーションは、積極的に場の空気を乱すような生意気な人=出る杭の人から生まれる。過去のしがらみを断ち切れなかったりコモディティ化に気付かず変化できない会社に未来はない。自分がなれないのであれば、せめて出る杭を見極めて育てることが必要である。2017/01/25

まちゃ

1
スカイツリーと戦艦大和の例えに妙に納得。 中長期の計画を立てること事態、もはや時代遅れだ。 変化についていけるかどうか、いや、ついて行く、もしくは先回りしないと勝機はない。2017/06/21

seiji

1
経済の見方が変わります。 まずは、杭になることから始めたい。2017/02/12

Office-INTI

0
ソニー→google→独立という経歴をお持ちの辻野さんが、週刊文春に掲載されていたビジネスコラムを一冊にまとめた本。 コラムの総集編なので各話の統一性は無いが、一貫して訴えられている事は、日本の高度経済成長期の旧来型運営では世界標準となっているIT活用・リーンスタートアップ・水平分業の波に飲まれて消えてなくなるだろうということ。全面的に同意見。日本には大企業病をこじらせた会社が多すぎる。 全体的にSONY時代の経験もあってからか家電関連の話が多くてわかりやすかった。2017/09/21

Nomsan

0
同じ著者のこの本と、『グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた』の2冊をまとめて読んだ。この本の71ページともう一冊の99ページを読んで、私が好きだったVAIOデスクトップと今好きなノートパソコンのASUSの両方が、1998年頃に協力関係で結ばれていたと知って、心震えた!2023/10/11

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