日本開国:アメリカがペリー艦隊を派遣した本当の理由

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日本開国:アメリカがペリー艦隊を派遣した本当の理由

  • 著者名:渡辺惣樹
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 草思社(2016/12発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784794222046

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内容説明

捕鯨は口実だった。 米側史料を本格的に取り上げ、開国のシナリオを作った関係者の動きを点描。米国の東アジア戦略(対日・対中)の原型を示した「新・開国史」!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Majnun

5
出来事の原因はひとつではなく、いわば時代の全体で作られていくものだ。 だからといって歴史の本まである視点を持たずに全体性を維持して書いていいかということには疑問がある。日本開国への道筋を描くこの本は一見関連のない章が連なって出来ていて、最終的にアーロン・パーマーのレポートに繋がっていくが、その繋がっていく道筋があちこちに寄り道して「編集」された跡がない。また個々のエピソードが味気ないからと歴史薀蓄が添えてある章が多いが、これが上手いこと言いたかったけどあんまり関係なかった体のネタで頭を捻るばかり。疲れた。2016/09/06

nabe

4
大変数多くの資料を参照されたことは、注および出典を見ただけでもわかるが、描かれた氷の小塊が脳内でカクテルに仕上がるには、自分の基礎知識が足りなすぎる。2020/03/07

Tetsuya Noguchi

2
確かに、開国にむけたペリーの圧倒的な存在感のわりには、初代米国総領事ハリスの存在感はペリーと比較すると、全く小さい。米国がそれほどまでに力を入れて日本に開国を迫った迫力はどこに行ってしまったのだろうと著者が疑問に感じるのも不思議ではない。 この書の特筆すべき特徴は、著者が解明したい点に繋がると思われる出来事や、人と人のつながりのエピソードを時系列的に追っていくことで、全体像を浮かび上がらせるという手法を取っていること。あとがきで絵画の点描表現をイメージしたと述べているが、なるほどなと思わせる記述であった。2021/05/10

S

1
日本開国へと至る、主にアメリカの動向2021/03/11

枯れる蓮

0
様々な出来事と思惑で歴史は動く様子がよく分かる本だった。2016/06/28

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