内容説明
小学生の頃のクラスメイトからかかってきた一本の電話。「覚えている?会おうって約束したこと」。その声から蘇る、憧れだった美少女の顔。それはノストラダムスが人類滅亡を予言した一九九九年七月の出来事だった(「一九九九年の同窓会」より)。他人の不幸は蜜の味。甘い六篇が詰まった著者初の短篇集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
こうじ
275
⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎4/5 面白かった(*^_^*)6つの短編集!一気に読んでしまった^_^少し軽めのイヤミスな感じしたけど十分楽しめたよ^_^女性って怖いなぁって感じとれ、真梨ワールドにどっぷりとハマってしまっていたよ^_^2016/11/20
馨
249
初読み作家さんのオムニバス作品。こういう短編集読むの好きです。とても読みやすいしストーリーも面白くて楽しめました。ホラー要素満載、ちょっとした日常溢れる光景の中の嫌味な感じも良かったです。どんでん返しな結末も巧いです。2016/12/25
だんじろー
173
「イヤミス入門書」といったところでしょうか。ミスリードからのどんでん返し、その妙技を気軽に楽しむ一冊。メルヘンチックな表紙に騙されてはいけませんぞ。2017/04/18
おしゃべりメガネ
165
『殺人鬼フジコ』でお馴染み、イヤミス女王真梨さんが送る短編集です。作者さんの作品はまだ3作しか読んだコトがないので、なんとも言えませんが、短編であってもやはり書ける人はなんでも書ける長篇との二刀流をしっかりと見せつけてくれました。イヤミス感をしっかりと裏切らず、短編の良さであるテンポも素晴らしく、長篇とは違った真梨さんワールドを堪能できます。なんだかどの話も結末は期待通り?「うわぁ〜」とブルーにさせてくれます。しかし、これほどにまで読者を落とし、追い込む作者さんの筆力はやはり改めて只者ではないですね。2020/03/01
minami
160
短編6話。「小田原市ランタン町の惨劇」「ネイルアート」が、真梨先生らしさがでてました。「孤虫症」「5人のジュンコ」「殺人鬼フジコの衝動」あたりを既読な為、イヤミス度は真梨作品としては、低めでした。 沼田まほかる先生の短編、「痺れる」真梨版という印象です。2017/07/29
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