内容説明
「地を取る」よりも大事なことがある!
囲碁はどのようなゲームか?
多くの方は「相手より地を多く取った方が勝ち」と答えるでしょう。しかし、それは碁を一面でしか捉えていません。
著者の白石勇一プロは本書で以下のように述べています。
・中盤が終わるまで地のことは一切考える必要がないと言っても過言ではない
・地を取る手よりも、「石の強弱」を考えた手がまず優先される
本書では、碁の本質を考えるうえで、一番に身につけたい「石の強弱」をテーマにしています。
石の強弱が理解できるようになると、石の方向で大きく間違えることがなくなり、結果として負けにくい碁になります。
白石プロは六千局にのぼる豊富な指導碁実績をもち、その解説の分かりやすさは棋界随一です。
本書でも、アマチュアが曖昧に理解している事項を基本から説明しており、有段者の方でも得るものがある内容になっています。
アマチュアに一番知ってほしい碁の考え方が存分に詰まった一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ise Tsuyoshi
2
入門者向きの9路盤には慣れたものの、どうやったら13路盤、19路盤に進めるのか悩んでいたところ、この本に出会いました。初心者にも分かりやすい「本質」論。この本を読んでから、プロ棋士の対戦棋譜を観るのがちょっと楽しくなってきました。書かれていることが身につくまで、時間を置いて何度も読み返していきたいと思います。2019/05/24
Oki
1
地より石の強弱というのは確かに。 2024/09/01
junkoda
1
師匠にしたい。続編期待してます。2016/12/20
有無(ari-nashi)
0
石の強弱の大切さについて。 とても分かりやすかったが、身に付くまで読み返さないといけないだろうな。2018/04/05
hide_kba
0
何度も読むべき本ですが、一通り読了。 囲碁で一番大切なのは、強弱。2018/02/23
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