内容説明
「わびしい地方」への旅で、女は楽になれる日本中を旅した人気エッセイストがたどり着いた「わびしき日本」「はしっこ日本」の味わい深い魅力。見栄と無理を捨てたい女性にはこの上なく快適なニッポン旅。 ※本書は2003年3月、日本放送出版協会より刊行された『日本のはしっこへ行ってみた』を改題し、加筆・再編集したものです。
目次
列車とバスと船と足-まえがきに代えて
1 山陰-列車三昧
2 情島-猫を訪ねて
3 尾道-坂道を上って下りた
4 釧路・網走-北海道へは冬に行く
5 姫島-コンコンさんの宵祭り
6 下北・津軽-半島巡り
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
moyin
4
吉本さんの爽やか雰囲気が好き。ちなみに、同行者のAさんの正体に気づいた時点、思わず微笑んだ。得した気分。2020/12/08
おでんのたまご
4
島根は個人的に馴染みの深い県。けれど基本的には車移動なので、汽車(山陰では汽車なんだよね)の駅から歩いていくという作者の視点は面白かった。お蕎麦屋さんと合体してる駅とか知らなかったなあ。他の場所にも行ってみたい2020/10/28
あーさー
1
著者が列車やバス、船を使って 日本の“はしっこ”や“隅”へと旅をした様子を綴った作品。「いつものお仲間」が2人いて、苦労もありながら楽しく移動している様子が伝わります。90年代後半の旅を収録しているので情報としては古いですが、興味深い内容で面白かったです。2024/05/12
Shinichi Takahashi
0
中身は面白いけど、タイトルでいうほど列車三昧ではないし、はしっこでもない。でも、間違いなく面白い。旅に出たくなる。2013/06/11
qoop
0
行きたい場所も時期もさほど被ってないのに、それでも旅に出たくなる一冊。2010/01/05