内容説明
持ち込める物はひとつだけ・・・今度は孤島から招待状が! 古離津(こりつ)島へようこそ。これから5日間、心理学研究のため無人島で精神的サバイバル生活が始まります。持ち込める物はひとつだけ。しかし考えた末に持参したパソコンは壊され、携帯電話は紛失。なぜかCDやK談社ノベルスも消えた。奇抜なミステリィ談義と意匠を凝らした周到な事件。ここは本格の“約束の地”だったのです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
セウテス
90
ミリア&ユリシリーズ第2弾。今回は、無人島のイベントに参加した石崎と二人。島に持ち込めるものは、着替えの他は只1つだけという条件。物語の半分程は、石崎と二人の漫才の様な掛け合いが続き、今回も殺人は無しかと思っていたら、しっかり殺人事件と謎解きがある。犯人を特定する論理も凶器の発見も、ライトではあるが中々本格的で良かった。しかし石崎が、状況説明をしている最中にも突っ込みを入れたりと、剰りにもしつこいと感じてしまう。やはり物語の半分を占める漫才の様な掛け合いを、楽しめるかどうかで評価が分かれる作品だと思う。2018/09/28
ダイ@2019.11.2~一時休止
64
ミリヤとユリその2。ひとつしか持ち込めない無人島でのサバイバル生活という設定がイイ。2014/02/14
きっしぃ
48
初読み作家さん、教えてもらわなかったら自分ではなかなか知ることの出来なかった作家さんかも。本格ぽいあらすじだったのに、物語の序盤から女子高生のミリア&ユリと、石崎さんの掛け合いがバカバカしすぎて…!「六とん」を彷彿とさせるどんなバカミスかと思いきや…以外とちゃんとミステリーしてました(笑)バカミスだと思ってごめんなさい…(´・ω・`)こちらはシリーズ2作目らしいので、メフィスト賞を受賞した1作目も読んでみたい。2017/03/13
おうつき
20
シリーズ2作目。登場人物をここまで徹底して記号として扱っていると、逆に清々しい。登場人物の不自然な行動や思考も、そういうルールなのだと思えば納得してしまう。序盤の中身のない会話とか、要所要所で挟み込まれるボケとかも、段々クセになってくる。ミステリとしては少し「おっ」と思わせられる部分もあったりして、そのアンバランスさも不思議な魅力に繋がっている。シリーズとして続編がものすごく気になるというわけではないが、気づけば既に3作目に手を出そうとしている。2023/06/28
芍薬
16
もはや、有名お嬢様学校の美人女子高生2人からいじられたいおっさんの願望なのですか?!変態じゃないですか!そしてちょいちょい京極様ネタを使うのはメフィストの決まりなのですか?!2014/10/20
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