内容説明
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学校ではやらない「数学」と「音楽」の楽しいプラクティス。試してみよう、面白がれることが知力を伸ばす。誰だって数学者で音楽家!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゲオルギオ・ハーン
25
ジャズピアニストであり、数学の論文も書いている(学生時代は数学オリンピックで金メダルを受賞)著者によるエッセイ。輝かしい成績を持つ才女というだけでも驚きだが、とても柔らかく親しみやすい文章で、しっかり数字も出てくる内容ながらストレスを感じずに読めた。説明が分かりにくかったピタゴラス音律について図も使いながらあっさりと説明していて、数字で現した時の不思議さを感じることが出来た。フラクタル図形のところも分かりやすかったので別の数学の本の補足にもなって良かった。2022/10/25
くるぶしふくらはぎ
22
作者 中島さち子さんは、シロウトにも分かるように、かなり努力してくださって、楽しくポップに解説してくださっているのですが、いやーーーーー難解でした。これを楽しくて仕方がないという感性を、きっと、天才と呼ぶに違いない!2020/08/15
たー
22
数学オリンピック金メダリストのジャズピアニストの本。面白かったけどもう少し深く突っ込んだ内容のものも書いてほしいな。2013/07/20
はるわか
11
数学の発見や理解には感性や心の眼が大事。それはとても音楽的。何が一番自然なことであるかを自由に感じたり、背後にある正体を感じたり、思いもよらない類似性を身近なものから嗅ぎ当てる、人間の感性、情緒の力こそがとても大事。今は混沌と統合の時代。いろんな垣根を越えていく総合の時代。発明や創造のカギは感じる力。心の眼で次元を超える(想像力)。目に見えない世界を想像する。数学はパラドクスに満ち大雑把。日常のいろんな風景の中にもこっそりと潜んでいる数学。[著者は数学国際オリンピック金メダリストでジャズピアニスト]2023/02/01
Tenouji
11
リズムや、音階と音度の関係を知りたくて読んでみたけど、導入的な内容かな。2017/03/16