内容説明
“天下五剣”のうちの一振りである、名刀「三日月宗近」。中高年男性に愛好家が多い日本刀だが、ゲームの影響もあり、近年は“刀剣女子”も急増。なかでも「三日月宗近」が一番人気と言われている。本書は、平安時代から現代まで数々の争乱の時代を経て生き延びた名刀「三日月宗近」の波瀾万丈の物語。足利義輝、豊臣秀吉、徳川家康ほか、名だたる武将や時の将軍の手に渡り、第二次大戦後、GHQからうまく逃れたものの金貸しの間を転々とし、現在は東京国立博物館で安息の日々を送る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sibasiba
11
三日月宗近をメインにした刀剣にまつわるエピソード集。三日月宗近の誕生や天下五剣に関する話は素直に楽しめたのだけれど剣豪将軍の話しあたりでさほど詳しい訳でもない自分でも、ちょっと首を傾げる記述が出始めて軽い読み物としてもどうかと思った。2016/10/19
宵
10
刀剣乱舞の方で見かけたことがあったので読んでみた。 エピソード集みたいな感じで楽しく読めた!違う刀剣に関する本も出してもらいたい。2016/12/23
あたりめ さき
2
近所の図書館でさらっと立ち読み。読み味は軽め。だいぶ小説に近くて、創造がどこまで入ってんだろ?ってかんじ。読み物としては楽しいです。2017/01/04
青
2
密林でたまたま見つけてうっかりぽちった。 エピソード集な感じなので、さらっと読むにはいい感じ。 …足利義輝のエピソードは小説読んでるところなので切なくなった。 天下五剣他、ちょいちょいエピソードが入ってるので、おもしろかった。 某刀剣のゲームを多大に意識してるだろう刀剣の選択だったけども、1ユーザーだったりするので、楽しませていただきました。 …ただ、本格的にってなるとだいぶ物足りなさ感はある、あくまで軽めの「読み物」としての認識でお求めになるのがいいんじゃないかなーと思います(*^_^*) 2016/10/07