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内容説明
「私は、いいんだけど」
「今忙しいので、あとで」
「もっと、いいアイデアない?」
「頑張れ」
「○○さんを、どう思う?」
などと言ったことはないでしょうか。
そんな誰でも使いそうな一言で、人の心が離れていったり、相手との関係を傷つけたり、不評を買ったりすることがあります。
つまり、たったひと言で、一流と二流の差がつくのです。
一流の人は、自分の品格を保つため、または相手との良好な関係を保つため、あえて「言わないこと」があります。
本書は、アタッカーズ・ビジネススクールなどで講師を務め、自己啓発書で多くのファンを持つ中谷彰宏氏が、部下やスタッフなどから尊敬される上司・リーダーになるため、あるいは友人・知人との人間関係を円滑にするため、一流の人が言わないことを教えます。
二流の人がつい言ってしまうフレーズを取り上げ、それらが品格を下げる理由や、好感を持たれる言い換え、そうしたフレーズを使わずに済む方法などを指南します。
誰からも認められる上司・リーダーになりたい人、ほかの人とは一線を画すコミュニケーション術を身につけたい人、自分の「器」を広げたい人に、オススメのヒントが詰まっています!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱんにゃー
48
[一流の人とはどんな人でしょう?] 昔わたしは中谷さんの本を貪り読んでいました。人からうらやましがられたい 一心で(゚o゚;; (今は、愛される人になれたらいいな。と思いながら読んでいます)ありがとうございます。(コ)2014/06/12
瑪瑙(サードニックス)
41
確かに人格の高い人はこういう事を言わないなあと思いました。こういう言葉を口にする人は自分に自信がないのだとずっと思っていましたが、やっぱりなあと思いました。そして自分も言ってしまっている言葉がありました。「不安だ」という言葉です。常に先行きに不安を抱えている私。言葉には言霊があることを分かっていながら、どうしても言ってしまう時があります。気を付けます。2019/08/27
糜竺(びじく)
38
「知ってる、より、知らない、と言える人が尊敬される」「一流は頑張らなくていいように工夫する」「聞く姿勢のない部下に教えない」「〇〇さんをどう思う?と言わない」「どこが足りないかというと、と悪い所を指摘しない」「私の若い所に似ている、と言わない」「常に見られている、という意識を持とう」「それ知ってる、と言わない」「どんな人間が来ても育てる仕組みを作ろう」「小さな報告に感謝しよう」「つまらないアイデアを面白がろう」「小さな進歩に気づこう」「〇〇さんと仲良し、と言わない」「意見に、誰、を持ち込まない」2018/08/28
さと
26
自分の器を大きくしたい人のために という目的に惹かれ手にした。 部下を動かす、育てる為というより、私自身を見直し気づくために。 改めて、謙虚でありたいと反省。日々の生活の中でついつい偏っていったり、忘れていたり、そんな事を再確認させてくれた。それでいいのだと思う。あぁ、また戻りかけてた と気づき修正し、また歩き続ける。それでいいと言い聞かせながら読んだ。優しく厳しくあたたかな一冊でした。2014/06/15
柔
22
ボスが言ってはいけない50のこと。簡潔だが深い。「みんな、どう思う?」と言わない。意見を聞くふりをして、責任は逃れない。「環境に不満を言わない」不満をいうヒマがあれば工夫する。「クレームに振り回されない」クレームは全部聞かずに組織としての軸持ち、部下を守る。味のクレームは聞かなくてもいい。しかしトイレのクレームは気にしないとならない。なぜならトイレは綺麗な方がいいに決まっているから。「どんなアイデアも否定しない」アイデアのかけらを集めて、大きなものを作ればいい。2022/01/02