内容説明
20年間で配信された約960のメールマガジンの中から、「これだけは読んでいただきたい」選りすぐりを集めました。
大好評『世界が称賛する日本人が知らない日本』の姉妹編。
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日本人なら知っておきたい国際派日本人
○ 大村 智………四千万人を感染症から救ったノーベル賞化学者の志
○ 近藤 亨………七十歳の誕生日にネパールへ旅立った現代の二宮尊徳
○ 松尾まつ枝……オーストラリア国民を深く感動させた日本武人の母
○ 今村 均………マッカーサーをも感動させた「責任をとる」生き方
○ 樋口季一郎……二万人のユダヤ人を救った「偉大なる人道主義者」
○ 重光 葵………昭和天皇の大御心を体して激動の時代を支えた外交官
○ 後藤新平………「生物学の法則」で台湾の成長を促した台湾「育ての親」
○ 李方子妃………日本の皇族から朝鮮の皇太子妃となった日韓の架け橋
○ 明治天皇………世界中の人々から称賛された変革の指導者……など
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
isao_key
10
前著では、主に神話や建造物など歴史的観点から、日本人の考え方を検証したが、本著では人物にスポットを当て、業績や人となりを取り上げている。紹介された17名の中には明治天皇、現皇太子殿下から、一般には知られていない方もいる。その中の誰をとっても「自分のために」といった利己的な気持ちから行動しているのではなく「少しでも困っている人の力になりたい」といった無私、利他の気持ちから実行していることが分かる。残念なのは本書に書かれている話は、日本のメディアでは紹介されず、かえってその多くが外国で知られていることである。2016/10/15
mochizo
4
明治から昭和にかけての日本に偉人を書いています。ユダヤ人を救った樋口季一郎、大英博物館に出入りできた南方熊楠という偉人がいた事が読めただけでもよかった本ですね。日本人にこのような方がいることを、もっと知ってもらいたい本ですね。 2017/02/09
帯長襷
2
取り上げられている方々はきっと立派な人なのだが、説明が「偉大」とか「感動」とか、言い回しも金太郎飴みたいに大袈裟な表現が多いため、かえって疑わしく思えてきた。きれいな事実だけを「すごいでしょ!?」と言っているような。謙虚な方々ばかりに思えるだけに、なんとかの威を借るじゃないけど、太鼓持ちっぽい…。冒頭でもやれ前の本はこんだけ売れただわアマゾンのレビューが良かっただわと。こういう方々が日本で知られていないというのは残念なことなので、もっと穏やかに、ボキャブラリー豊かな作家が深掘りして書くとより広まるのでは。2017/06/18
tomo
2
こういう話がもっと広がって一般的になるとなんか日本の雰囲気自体が良い感じになりそうなんだけどね 繰り返し読みたくなる2017/04/04
マンブー
1
本に登場する十数人が武士道に生きた人々、ひとりひとりの物語が感動的。明治から戦後、現在まで、国際的に活躍された日本人が紹介されています。 松尾まつ枝氏の軍人の母の姿 樋口季一郎氏のユダヤ人虐殺についてヒトラーに屈しない姿 重光葵氏の戦時中にありながらも、日本の平和への願い 令和天皇の水問題と世界の貧困についての深いご認識 etc 同じ日本人として、誇りを持てるエピソードばかりで、どれも深いです。学校でも、マスコミでも教わらない真の日本人の姿がこの本にはありました。多くの方に読んでいただきたい本です2020/02/01
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