電撃文庫 エルフ嫁と始める異世界領主生活3 ―異世界に医者がいると思った？ 残念！―

著者名：鷲宮だいじん【著者】/Ｎａｒｄａｃｋ【イラスト】

KADOKAWA（2017/01発売）

• ISBN：9784048924955

内容説明

異世界学級の校舎建設が進む中、不注意で大怪我を負った俺のために、俺の嫁・アクセリアが真性マゾを連れてきた!!　な…何を言ってるかわからねーと思うが……って真性マゾじゃなくて神聖魔法？　俺の怪我を治してくれる僧侶なの？　安堵する俺の横でおもむろに服を脱ぎだし、アクセリアに自分を踏むよう要求するその僧侶……やっぱ神聖マゾだった!!　涙目でぷるぷる震えながらも僧侶をふみふみしてくれたアクセリア（かわいい）のおかげで怪我はみるみる完治したけど、異世界の深刻な医療不足が浮き彫りに！　頼みの綱はなじられて喜ぶ僧侶のみ!!　も う 病 院 が 来 い!!　そんなわけで今回も領地の問題にてんやわんやしてた頃、水面下ではついに、日本政府が異世界の法的位置付けを決定していた……!?　どうなる異世界⇒日常ファンタジー第３弾！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[佐治駿河]

まずは作中で行政側の人間の強引な言動がありますが、このくらい強気な外交が出来るのであれば現実世界でもやきもきしないのに・・・と思わずにはいられません。この作者の文体が私にマッチしているのか？それとも単に万人受けする文体なのか？将又、文章量がただ少ないだけなのか？正直読みやすいので結構なハイペースで読破してしまいました。内容的にはだんだん女性キャラが増えてハーレム化して、アクセリアが嫉妬するお決まりのパターンです。女騎士のベルべリンデどこまで突き抜けていけるのか、今後更に期待します。

2024/03/30

[ナカショー]

ベルベリンデさんが巻を重ねるごとに変態度が増していく異世界（が）召喚もの第3巻。ところどころ重くなったシーンがあったけどそこは新たな変態紳士の活躍でコメディっぽくなっていたので良かったです。次巻も楽しみです。

2017/09/06

[まるぼろ]

さて今巻はリリガルドにおける医療事情についてのお話。リリガルド側からは神聖魔法の使い手で元僧侶のリリージョンが、日本側からは由太の母親で本土の医師の佐和子さんが、そして都議会議員、四ノ宮太郎の孫である櫻子が登場します。相変わらずギャグとシリアスの切り替えが極端ですが、面白かったです。今巻は製薬会社の利権が絡む内容だったのでどうなる事かと思いましたが、四ノ宮の白血病の事も込みで丸く収まって良かったな、と。そんなこんなでまたヒロインが増えた訳ですが、今度はどんな展開になるのか次巻も楽しみです。

2016/11/13

[真白優樹]

被虐体質の僧侶しか医者がいないという問題に向き合う中、日本が異世界の対応を決める今巻。―――まだまだ問題は山積みで。それでも一歩ずつ。この世界の日本政府、どうしてこういう対応しかできないのか・・・もっとマシな対応はあると思うが。そんな中、今巻は医療の問題へと取り組んでいき、相変わらずのドタバタを繰り広げながら、全員の力を合わせて何とか解決していく。徐々に発展、形を広げていく由太の異世界領地。大切なものが揃っていく中、始まる新たな日々はこの異世界をどんな方向へと導いていくのか。 次巻も楽しみである。

2016/11/13

[中性色]

変態しかいねえ。今回は医療を中心にいつものようにといった具合で。ただ、カラー絵はあるにしてもそういうレア性を書くなら挿絵もそこに持ってくべきだと思うんだよなぁ。しかし変態騎士だけでも手一杯なのに変態紳士まで出てくるとは。ただ、由太や周りを有能（であってるかは別として）みたいに書くためには仕方ないとはいえ、大人が仕事しないからなぁ。そして美羽さんはどこ行く気だ。信じて送り出した（ｒｙ。個人的にはアクセリアと百花が好み

2016/11/13