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内容説明
在米ジャーナリストが選挙後の最新情勢をもとに分析。
トランプ論の決定版!
ドナルド・トランプが第45代アメリカ大統領に就任する。
ヒラリー・クリントンとの「史上最低の泥仕合」によって
国民が大きく分断されたアメリカ社会を、
「偉大なアメリカ」に再生できるのか?
屈指のアメリカ・ウォッチャーが、新政権のリスクとチャンスを見極め、
日本の取るべき道を示す。
(主な内容)
■泡沫候補だったトランプがなぜ勝利したのか?
■世界中のメディアと専門家は何を読み間違えたのか?
■「暴言・放言」は民意に訴える「仕掛け」だった
■「在日米軍のコストを全額負担せよ」「対日貿易に高い関税をかける」
発言は実行されるのか?
■日本は慌てて新政権との人脈づくりをする必要はない
■新政権の「孤立主義」は、日本のプレゼンスを高める好機になる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
W-G
242
購入して積んだまま放置になっていたものを、そろそろ読んでおかないと風化するかと思って取り急ぎ読んでみたら、既に完全に風化しきっていた。大統領令が乱発されている今現在を1ミリも予見しておらず"不可能な夢物語"でさらっと終わらせているのが痛寒い。(←もっとも、それが当たり前の反応である事は理解出来る)もともとヒラリー勝利を予想していた著者の選挙中のレポートの寄せ集めなので、今となっては読めない代物。唯一納得出来たのが、大統領選がメディアショーになっているという事実。しかしそれは敢えてこの本を読まなくても判る。2017/02/04
James Hayashi
30
著者の選挙戦レポートを纏めたもの。一般的に言われている貧困白人層の指示が思っていた以上に選挙を左右したということに少し疑問を感じていたので、冒頭の選挙の結果の分析は参考になった。オバマ路線継承とオバマへの不満が重なりヒラリー嫌いが多かった。貧困白人層ばかりでなく、金融やIT産業といった高学歴でない人たちの支持を得た。(重厚長大やクラシカルな仕事は移民や海外への工場移転で不満、不安を持つ)。マスコミの報道のあり方も民主党びいきで反感を買っている。読み違いや見えない支持層は今後の選挙を左右する。続く→2018/04/24
ophiuchi
11
「史上最悪の大統領選」をリアルタイムで追った著者の分析は的確で、これからの世界が向かおうとしている方向も見えてきたように思った。大統領に就任すれば現実的な政策をとるのではという一部にあった楽観的な予測は裏切られ、世界を混乱に導く悪しきシナリオが現実化しつつある現在の状況について自分なりにじっくり考えた上で、著者や他の識者の意見を見聞きしたいと思う。2017/01/30
乱読家 護る会支持!
7
今となっては、私にとっては目新しい情報の無いトランプ本。一昔前のアメリカ一人勝ちの世界なら、アメリカに従属していれば良かったが、国力が落ちている今は違う。「トランプさんが好きなことを言うなら、それなりのツケは払ってもらう」との世界の政治家の毅然とした態度が必要。在日米軍基地の費用の75%は日本が出していること。そしてトヨタを始め、日本のグローバル企業が、アメリカに工場を建てて、アメリカ人の雇用を支えていること。。。「ごちゃごちゃ言うなら、わかってるやろうな?」ぐらいの凄みを出してね安倍さん。2017/02/01
ゆみちぃ
6
今更ですが、トランプ政権発足の経緯を知りたくなり読みました。アメリカという大国を指揮する大統領を決める選挙戦が、レベルの低い罵り合いやメディアの陰謀で進んでいくなんて考えられない。でも結局人が動いたり決めたりする時って、そういうことが重要なのかなと思った。2021/03/27
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