日本経済新聞出版<br> 検索刑事(デカ)

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日本経済新聞出版
検索刑事(デカ)

  • 著者名:竹内謙礼【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 日経BP(2016/11発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784532198114

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内容説明

前代未聞の検索エンジンミステリー小説!

IT会社社長が殺された事件を捜査中、警察に一通の脅迫文が届く。 「『羽毛布団』のキーワードで1位を取らなければ、天誅を下す」・・・・・・。新人女性刑事の京丸は、SEO業界を捜査するために、SEO会社やホームページ制作会社に聞き取り捜査に向かう。しかし、そこには今まで知らなかった検索エンジンの“裏”が浮かび上がり、ネット業界の闇の部分が広がっていた。果たして、検索結果で上位表示される方法は解明されるのか? そして、IT会社社長を殺した犯人を逮捕することができるのか?
ネットビジネスを行う企業はどこも、顧客からのアクセスを増やそうと苦心しています。HPのキーワードいかんでアクセスは大きく違ってくるため、自社サイトの表示順位をあげようと、さまざまな工夫を凝らします。この対応策のことをSEO(search engine optimization、検索エンジン最適化)対策といい、SEO対策に特化したコンサルビジネスも広がりつつあります。
しかし、検索エンジンの仕組みを理解している人はあまりいません。本書では、検索エンジンが、どのようなルールと基準のもとに、どうやって検索結果の順位を決めているのか、がわかります。
本書はストーリーをたどることで、検索エンジン対策を行う心構え、SEO対策を手伝う業者との付き合い方も学べます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

43
「検索エンジン」「コンテンツ」といった初歩的な用語から「SEO」まで知らない事ばかりでしたが、こんな初心者にも判りやすく小説仕立てで解説してもらい、とても面白かったです。検索する時にはグーグルを使っていましたが、この会社が「利用者のためのホームページ」を提供する事を最重視していることに感銘を受けました。そうはいっても、年賀状作成時にフリーのイラストを探すたびに、毎回判りづらくてイライラさせられているのは何故か?小説としての醍醐味はともかく、検索エンジンの初歩的な仕組みを知る上では役立つ本でしょう。2017/05/19

幹事検定1級

25
ウェブの検索エンジンの世界をテーマにした本です。検索エンジンのことや日夜繰り広げられる壮絶な検索上位ランキング争い、なんとなく想像していたが厳しい世界ですね。そしてグーグルの検索エンジンの素晴らしさを改めて実感しました。(図書館本)2017/02/04

青色夜ふかし

18
竹内謙礼けんれい ネットショップ運営・SEOのコンサルの著書。▼SEO対策のノウハウ本。▼移動中の空港敷設の小さな本屋で、豚の角煮やらかるかん饅頭の横に並んでいたにしては、いわゆる良書じゃないかな。専門外でありながらコンテンツ制作に関わっている自分にとって、とても興味深い内容でした。『可能性があることは全てやる』作中のSEOカリスマ高校生瀬尾の言葉ですが、ビジネスマンの姿勢としてグッとくる言葉でした。2017/12/17

YJ

5
SEO(検索エンジン最適化)についての小説。SEOについては、真摯に取り組むことが大事なのですね。事件そのものについては、あんまり触れられてなくて残念。2017/06/07

うちこ

3
なるほどこういう設定にしたら、「自分ごと」としてその手段に翻弄されたり、詳しそうな人に全力で寄りかかろうとすることを疑似体験できる。 SEOをテーマにした「犯罪の動機」や、矛盾が発生するところに「マネタイズ」という手段を持ってくるところは、「おお」と思いながら読めて「うまいなぁ。そうきたかぁ」なんて感じで楽しめます。ホワイトハット・ブラックハットなんて専門用語まで出てくるのに、するする読める。 特殊なテーマを小説仕立てで書く、という効用みたいなものを見ました。2017/04/23

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