内容説明
旅客機墜落現場、水子の洞窟、廃墟ホテル、滝不動、水音七ヶ宿ダム……。
精霊と怨霊、そして、封じられた霊魂。
実在する心霊スポットには、今も数多の霊が行きかい、そして、人を襲う!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HANA
61
微妙。キリストの墓やデンデラ野、八甲田山…東北の心霊スポット紹介や震災関連等、地元密着型ならではの話も多数収録されていて、ご当地怪談本としては言う事ない部分もあるのだけど…。花岡事件の話を読んでいると唐突に猿蟹合戦の寓話が始まるし(しかもこれが面白くない)、杉沢村に至っては津山事件の焼き直しが混ぜられる始末。杉沢村関連の本昔散々読んだけど、ここまで露骨にインスパイアされたの見た事無いぞ。文体も自分には合わなかったし、怪談としては面白く読めませんでした。語り部の伝統を持つ東北が舞台とはホントに思えない…。2024/11/28
モモ
36
東北地方の怖い話のオンパレード。岩手県雫石町にある「慰霊の森」北海道から羽田へ向かった航空機と自衛隊機が接触した事故。多くの人が亡くなった現場で起こる怪異。軽い気持ちで行ってはいけない。けっこう具体的な地名が載っているので、地元の人が読むと怖そう。2024/02/11
澤水月
32
女性、村神氏の文は最高。現代、伝承、そしてもちろんあのこと。土着の人しか語れぬデンデラ姥捨の真相、雫石空からバラバラ墜落、操縦士のその後(生きてた!)など読み応え。前書きでいきなり「まっぽすさん」なる初めて聞く拝み屋さんの呼び方知らされ興味そそる。しかしもうひと方の男性が…ちょっとこのシリーズの趣旨理解してないのか正直読むに耐えぬほど創作臭きつい…。霊が猿蟹合戦に例え労使闘争語ってきても…。女性の筆は読む価値あり、実本確かめおすすめ。男性のも震災のは流石にちゃんとしており妙な本になってしまった2016/11/30
てっちゃん
8
東北の怪談らしく、恐山・八甲田山の雪中行軍・座敷童などなど色々の怪談話を堪能。雪国・また民話の匂いのするこの地方には怪談わがよく似合う。また震災の話など比較的現在に近い話もある。ただ気になったのは花岡事件の話。不勉強ながらこの事件の話は知らなかったのだけど、ここにサルカニ合戦の例え話を絡めるのはどうなんだろう?読んでるときは何かの冗談かと思った。これは正直頂けない。欲を言えば遠野関連の話ももっとあればいいのにとも思った。2022/10/05
猫愚者
3
唐突にサルカニ合戦なんぞこれ2024/09/29
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