新潮新書<br> 会社はいつ道を踏み外すのか―経済事件10の深層―

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新潮新書
会社はいつ道を踏み外すのか―経済事件10の深層―

  • 著者名:田中周紀【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 新潮社(2016/11発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784106106934

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内容説明

東芝、オリンパス、NHK、第一勧業銀行、山一證券……なぜ彼らは道を踏み外したのか。いかにして法の網の目をくぐろうとしたのか。長年、社会部の経済事件担当記者として企業の不正を追及してきた著者が、独自取材をふんだんに盛り込み、事件の裏の裏まですべて明かす。バイセル取引、のれん代、にぎり、飛ばし等々、複雑な経済用語も徹底解説。あなたの会社は大丈夫? 全ての組織人必読の経済事件講座、開講!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

リキヨシオ

32
東芝、山一證券、オリンポス、第一勧業銀行など10の経済事件を通じて、どのような会社が問題を起こす可能性があるのか?何故経営陣の判断ミスが生じるのか?本書の最後のチェック項目を見ると…「創業者一族が大株主として経営権を離さない」「トップが周囲の助言を聞かず過去の成功体験ば狩り自慢する」「正規雇用と非正規雇用の待遇格差が大きい」など…当てはまる会社は意外と多いんじゃないかと思う。2017/02/03

大先生

10
著者が選んだ「サラリーマンが知っておきたい10の経済事件」を紹介した本です。不正経理、「飛ばし」、粉飾決算、インサイダー取引、総会屋利益供与、詐欺、相場操縦、脱税…自分には関係のない話だと思うでしょうが、当事者たちだって、まさか自分がそんなことに関与するなんて思っていなかったはず。「私は命じられただけで…」と言い訳しても誰も許してくれません。まあ、私ならなお念の為、「アイヒマンかよ」とツッコミくらいは入れてあげますが(笑)。ちょっと難し目の本ですが、一読しておくことをオススメします。2021/07/27

コブタ

4
私のような平凡な市民とはあまりにもかけ離れたお話。だけど現実に起きた経済事件。100億単位の金額が100万円位に思える。平凡な市民のひがみ?2017/05/19

siru

3
過去の経済事件の振返り。バブルやフィクサー、経営トップが経済事件の原因になっているのは良く分かるが、規模が大きくサラリーマンが身近に感じられる事例かというと難しいかも。検察が事件の筋書きを無理に描くという一面があることは勉強になった。2017/06/14

tashirecord

1
確かに報道された内容と違うこともある。知人の親族が登場してこれまた吃驚。確かにお偉いさんとは聞いていた。2017/07/28

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