内容説明
日本人の想像を超えた「世界の真の姿」とは? いまも続く熾烈な「戦国」の世界で、日本は生き残れるのか…? KGBと外交官を養成するモスクワ国際関係大学を卒業し、世界を読み解く独自のメソッドを培った著者による「平和ボケ」日本人驚愕の11の原理とは? 日本人が刷り込まれた「世界観」に転換を迫り、パラダイムシフトを起こす衝撃の一冊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mura_ユル活動
77
読友さんからの紹介で拝読。知らないことばかりの世界情勢。本書でその分野の情報を意識できるように。日本の平和はいつまで保てるのかということを考えてしまう。中国とインドの台頭。日本はかつての様に、いつの間にか周囲を埋められる格好にならないように先手を打ちたい。ここ数年で変わってきている中国の態度。アメリカも近年、靖国参拝に対し、懸念を表明しだしている。その真意。第二次世界大戦までの大きな経緯は非常によく理解した。「私の自立」は「日本の自立」。アメリカにとってシェール革命は大切なことだったのですね。2016/12/11
しんぺい
25
良書。 大国の国益が世界情勢を動かしている。 国益とは金儲けと安全の確保、エネルギー源の確保、基軸通貨の争奪戦。 イデオロギーは国家が大衆を支配する道具にすぎない。2020/07/02
T坊主
24
1)日本人が少し特殊な民族であることが、よくわかる、もっとずる賢くならないと、諸外国に対して。2)書かれた11の原理をよく理解して、今後のニュースをみれば、謎解きや将来の展望ができるかも。3)それにしてもアメリカの対日戦略はかなり前から存在したのには驚いた。それだけ欲望、自己顕示欲がが強いという事か。4)日本は特にアメリカ、そして、欧州、インド、ロシアとの関係を上手にこなしてほしいのものだ。2016/05/20
ひろ☆
21
日本人が向き合って考えない世界の見方。薄々、わかっているんだろうけども、だかといって何もせず、できず、このまま流されていくんだろうなと思う。世界の大局を知るには、「主役」「ライバル」「準主役」の動きを見よ。「国益」のために、国家はあらゆる「ウソ」をつく。戦争とは、「情報戦」「経済線」「実戦」の三つである。2015/03/04
紅井流星
19
著者がモスクワ国際関係大学に留学していたため、クレムリンメソッドとなるが、内容は副題の通り世界を動かすメソッドであり、特にクレムリン(ロシア)を主にしているメソッドのわけではない。大いに共感できる内容であった。現状の主役はまだアメリカであり、ライバルが中国になりつつあるそしてロシアも準主役を維持している状況で日本の立場はどうであろうか?あとがきに「日本の自立」は「私の自立」からはじまる。とあるが近い将来日本が主役になって貰いたいものである。その可能性は十分にあると個人的には思っている。2018/01/27
-
- 電子書籍
- ご飯つくりすぎ子と完食系男子 【分冊版…
-
- 電子書籍
- パーティーから追放されたその治癒師、実…
-
- 電子書籍
- 奇怪噺 花咲一休 1 ジャンプコミック…
-
- 電子書籍
- 500円でわかるiPad 第3世代対応…
-
- 電子書籍
- ゴキブリ刑事 (7)