- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少女/レディース)
内容説明
【ページ数が多いビッグボリューム版!】ネットワークの普及、電子出版への完全移行によって、本が終焉を迎えたその時──!! 時代に背を向けた愛書狂たちが作り上げた独立国家“愛書都市”に、読むことに魅せられた女…紙使いの読魅子が現れた!! 地上に残された本を一冊残らず貪り読むために、愛書都市の地下層に秘蔵された稀覯本を狙う読魅子。愛書狂たちとの激闘の末に都市最深部6層全てのフロアを制覇した読魅子が、最後に読んだ本とは? 文系アクションの金字塔として名高い“R.O.D”の最新シリーズとして、読書狂・倉田英之が書き下ろした原作を若手最重要絵師・藤ちょこがコミック化!!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
13
「今日 この時 本は死んだのです!」二〇××年、ネットワークの普及と電子出版への完全移行により紙の本は終焉を迎えるが、愛書狂たちが独立国家〝愛書都市(ビブリオポリス)”を作り上げ、そこへ紙使いの読魅子が現れます。その目的は「地上に残された本を一冊残らず貪り読むため」倉田英之があとがきで書いているように、読魅子は〝裏の読子”と言える存在で、本を読むために立ちはだかる障害をものともせず、時には容赦なく殺したりします(続く 2018/11/03
ノラネコ生活
8
人類の英知であった印刷技術が終わりを迎えた時代。 時代に背を向けて読書狂の人々によって作られた独立国家「愛書都市(ビブリオポリス)」 本を読むためなら人を殺すのをいとわない読書狂の読魅子が最後の一冊を読み終えるために縦横無尽に大活躍する。 藤ちょこさんの書かれる読魅子は、格好良くそして可愛く描かれており、読魅子のように読んでしまう。 最終話の最後の本を読んだ後に迎えるエンディングも良かったが、やはり読魅子に恋い焦がれた雨宮の話が読んでいて一番ぐっときてしまった。 読王もいつもの倉田節でおもしろい。2013/05/03
moondrop
4
私は、私たちは本が好きだ。でも、本ってなんだろう、と考えてみると奥が深い。何故主人公にとって電子書籍が本ではないのかとか、軽く一読しただけでは読みきれない部分もあったけど、嫌いではない。でも、しばらくは再読しなくてもいいかな。もうちょっと電子書籍が隆盛してから読み直したら面白いかも。2013/05/11
富士さん
3
蒼と赤の使い方で目を引く有名イラストレーター藤ちょこさんがRODのコミカライズをやっていると聞いて、鳴子ハナハルさんの『かみちゅ』再び?と思って読んでみました。企画はおもしろいと思いますが、終末もので地に足の付いた作品を作るがとても難しいということと、イラストレーターはマンガ家ともアニメーターとも違うのだと改めて確認したにとどまりました。2020/03/09
るまー
3
読書欲を奮い立たせようと。2016/07/03