会社の目的は利益じゃない ―――誰もやらない「いちばん大切なことを大切にする経営」とは

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会社の目的は利益じゃない ―――誰もやらない「いちばん大切なことを大切にする経営」とは

  • 著者名:横田英毅【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • あさ出版(2016/11発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784860635930

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内容説明

なぜネッツトヨタ南国がずば抜けた業績を上げ続けているのか!?
日本一非常識なカーディーラー


「あなたにとっていちばん大切なものはなんですか?」
そう尋ねられたとき、みなさんはどう答えるでしょうか。

「やっぱり家族ですね」

「健康がいちばんです」

「自分自身でしょうか」

いろいろな答えがあるはずです。
しかし、続けてこう質問されたら・・・・?

●自分のいちばん大切なものを、どのように大切にしていますか?

●大切なものを大切にするために、昨日はどんな行動をとりましたか?

―――(第一章「理念」の考え方)



ここに書かせていただいたことは、私にとってどれも当たり前のことで、
真新しいことなど何一つないような気がしています。

私はただ、質追求というブレない考え方、価値観をもち続けてきただけなのです。
経営の世界では、20年、30年はあっという間に経過してしまいます。
ですから地道にこつこつと、「人の幸せ」を本気で考え、実践し続けることこそ、経営の王道なのだろうと思います。


そのような信念で、30年余り、世の中と逆行した経営をしてきましたが、
日本経営品質賞の受賞や、全国のトヨタ販売会社の中で顧客満足度ナンバーワンの評価を
長くいただいていることを考えると、私の考え方、価値観は間違っていなかったと思えてくるのです。
本書が少しでも読者の皆さんのご参考になればと思います。

―――(はじめに)



■目次

●第1章 「理念」の考え方
 ・「いちばん大切なこと」を大切にする
 ・自分の可能性を最大限に発揮できる人こそ勝利者
 ・経済につながる道徳を追求する
 ・結果ではなく、プロセスこそ評価に値する
 ・当たり前のことを、人並み外れた熱心で続ける
 ・重要なのは問題の真の原因を解決すること
 ・自分たちで問題を発見し、自分たちで解決する
 ・目標より、目的が大事
 ・なぜ量にとらわれるのか?
 ・目先の結果を追うと、理念はお留守になる
 ・人を動かすことができない経営理念はにせもの
 ・社員みんなが自ら考え、発言する
 ・「魅力ある店」は景気に左右されない
 ・社員から愛される会社をめざす

●第2章 「人を育てる」ことの考え方
 ・教育は大切。しかし採用はもっと大切
 ・三〇時間の面接でお互いを知る
 ・待遇が悪いから、いい社員を採用できる
  ほか

●第3章 「サービス」の考え方
 ・サービスを高めれば関係が深まる
 ・お客様は最良のパートナー
 ・トラブルこそ、スタッフが成長するためのチャンス
  ほか

■著者 横田英毅

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yuichi Yamasaki

9
再読。スタッフが上司を評価する。時間がかかっても自分で答えを出せる手助けをする。一番大切な事を大切にする。売り上げを上げる事が目的になっているから、社員満足にならないのだ。再読して改めて問題解決の大切さを学んだ。また読もう。2014/10/30

Yuichi Yamasaki

8
問題対処ではなく問題解決をする。機械が故障する→ヒューズがとんでいるのが原因、交換→ヒューズが飛んだのは電圧が高いから→オイルが切れて電圧が高い事を突き止める→油圧ポンプの不調を見つける→他の機械の油圧ポンプを点検する。 また、車のナンバーから来店客の情報の共有→スタッフ全員が名前を読んで迎える→前回飲んだ飲み物も言ってくれる→キッズルームでは前回来店時に子供が見たDVDの続きを出してくれる。いちばん大切な事は、いちばん大切な事を大切にする事。2014/01/30

kumonosuke

5
理想的な経営方針ながら実行していくことは非常に難しいと思う。2013/12/23

あぽ

4
「日本でいちばん大切にしたい会社」にネッツトヨタ南国の紹介記事があり、この本を知ることができた。企業経営の根幹は「人」であるということがよくわかる。ここで人材開発をされていた大原さんの研修を受ける機会があったが、「利他」そして「心の教育」について非常に考えさせられることがあり、頭をかち割られたようなショックを受けた。成長とは、他人との相対評価ではなく、過去の自分との比較である。組織を構成するひとりひとりがこの考えを持てるような経営をされているということ。素晴らしいという一言に尽きる。2014/02/15

復活!! あくびちゃん!

4
良書。実は、とある研修で、この会社を知ったため読んでみた。その研修では、もっと異質な新しい経営者っぽい印象だったのだが、この著書を読み、どちらかと言うと“古いタイプの経営者”だということが分かったのは収穫だった。この著者の経営の特徴は、現場や結果から分析した上での顧客第一主義であり、そこから逆算した社員を大切にするための『全社員を人生の勝利者にする』なのである。でも、本質は「経済を忘れた道徳は寝言である」でわかるように“古いタイプの経営者”なのだ。2013/11/18

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