内容説明
西暦2180年―。人類と生体兵器ギアとの闘争は人類の勝利に終わり、あらゆるギアは機能を停止したはずだった。だが、街に清らかな歌声が響き渡る時、その安堵は破られる…。五年ぶりに響き渡るギア出現の警報を告げる鐘に、カイは倫敦へと飛ぶ。その前に現れるは、かつての友と邪悪な影! 今なお大人気の格闘ゲーム、『GUILTY GEAR X』のオリジナルストーリーが待望の復刻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
織田秋葉
1
急に遅れてやってきたギルティギアムーブメントにより、手を出してみた。最初ちょっと視点がごちゃついてて読みづらかったんだけれど、面白かった!わたしこいう話好きなんだよなあ。ゲームはほとんどプレイしてないから設定も、キャラもカイとソルしか知らなかったけれど、普通のSF作品として楽しめました。 荒廃した世界の物語だけれど、あまり人死にもなく、読んだ後に希望が感じられるよいお話でしたね。ただ、何も根本的には解決してないけれどな!!!2025/01/27
与末居
0
カイというキャラクターにスポットを当てた話。ゲーム未プレイだと世界観はやや分かりづらいかも。カイも、公職という身分を隠せばただの一般人。ゼクスのBGMを聞きながらだと、より臨場感あるかも。ゲーム本編では見られない、悪の組織側のビジュアル(カラー、挿し絵)が描かれているのがいい。カイやソルの私服もあったりして。2015/06/21
にのまえとか辺見とか
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最初の文章の流麗さに度肝を抜かれた。2014/07/26
新坂
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最近読み直したのでー。海法さんの小説は一回目より何回か読み直した時の方が面白く感じるのはなぜだろう。カイ=キスクという超人でも、他の誰かと同じように至らない、届かない部分があり、それでも彼が諦めないことにこそ価値があるのだ、というお話です。2012/05/11
たねしぃ
0
カイを主人公に据えたギルティギアのノベル。話の内容は悪くなかったが、描写がやや分かりにくい箇所が多々見られたのが残念。ヒロインとの交流も尻すぼみ感が否めない。2012/04/03