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内容説明
仕事を失いたくない、という緊張感が、私をいまだに奮い立たせているのだ(本文より)。人気連載を持つ著者は3年間、松下電器産業で勤務した経験から、漫画『島耕作』シリーズを作り上げた。デビューから40年以上経っても、365日ほぼ無休で働き、年間1400ページを描く。それを可能にする働き方とは? 連載開始以来、海外取材をこなし、官僚や政治家とも意見を交わしてきた情報収集の方法とは? 島耕作に込めた出世の秘訣とは?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
28
新浪さんは当時をこう振り返る。 ローソンの社長を務めていたときからサントリーと言う会社に好感を持っていた。営業現場の人たちと話すと面白いし、とても愉快なんです。良い会社だと感じていました。 ローソンの会長からサントリーの社長への転身。自分の人生を左右する決断であるにも関わらず、新浪さんは軽やかだった。佐治さんの人柄で転身を決めた。佐治さんが後押ししてくれているのだからとにかくやってみよう。前のめりになるとまあ良いかとなっちゃう。この明るさこそがリーダーの資質だ。2019/03/29
ちくわん
8
2016年の本。「ハロー張りネズミ」が最初の出会いだった、と思う。仕事、生き方、プロ、生きざま等々。昭和、平成、さらに令和の男を描けるビジネス漫画家だと思う。GWは、漫画を読むか!2019/04/21
kotte
8
弘兼憲史さんの仕事術が学べます。長きにわたり島耕作シリーズを描かれている弘兼憲史さんは自分自身を律する方法を習得し、それを守っています。サラリーマンからも見習う点が多いです。2017/11/11
Totchang
6
「課長」から最新作の「会長第10巻」まで揃っている私の本棚です。作者の弘兼憲史氏と同じ世代を生きてきたので同調する点がたくさんあります。私に弘兼氏のようにもう少し先を見る目があったならば、今と違った人生があったかもしれません。幸いにも経済事情が上向いていた時代だったので、何も考えなくとも生きてこられたのかなぁと反省しております。2018/08/15
車寅次郎
3
最近の僕のルーティンの中のひとつに弘兼憲史の漫画島耕作シリーズと加治隆介の議を読むとゆう時間がある。前者はサラリーマン、後者は政治家として物語がダラダラと続いてゆくのをただ読む。自分に落とし込む訳でもなく、知識を付けるでもなく。なぜ惹かれるのか、その答えは両著の主人公の正義感にあるような気がする。読んでいて、なんとなく現実的に実行できそうなギリギリの正義感が心地いいのだ。本著ではその主人公の正義感の出所が作者の感覚にあることが感じられた。それだけにこの本は島耕作を読んでない人が読む本ではないと思った(笑)2021/05/06