お江戸の意外な「食」事情 - 大都市江戸の四季折々の「おいしい生活」

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お江戸の意外な「食」事情 - 大都市江戸の四季折々の「おいしい生活」

  • 著者名:中江克己
  • 価格 ¥630(本体¥573)
  • PHP研究所(2016/11発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569671475

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内容説明

江戸時代の特徴を一つ述べよと言われれば、戦乱の時代が終わり、世の中が落ち着きを取り戻し、庶民文化が大輪の花を咲かせた時代と言えるのではないだろうか。滑稽な物語を綴った書物が盛んに読まれ、芝居小屋には人が集い笑いと涙があふれ、着物にも贅をこらした。それも文化の一面に違いないが、食に関する関心の高まりも、またその一面である。本書では、人間が生きて行くには欠かすことのできない「食」に注目し、江戸の庶民たちの「おいしい生活」を支えた食物のエピソードを、古川柳を交えながら紹介した。新年のお節料理には、豊作祈願、子孫繁栄などの意味を込め、春には家族・長屋でお重を持って花見に出かけ、夏には鰻で滋養をつけ、秋には松茸の香りを楽しみ、冬は蜜柑やネギを多く摂って風邪を予防した。ここに紹介した以外にも、江戸の庶民が「食」に込めた知恵と心意気が分かる一冊に仕上がっている。江戸ファン必読の書。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

食いしん坊

0
白魚を売買する時に20匹で1ちょぼと呼び、1匹づつ箸でそっとつまみ数えた話、美味しそうな献立の数々など。読むうち、ちょいと一杯呑みたくなってくる。2013/06/20

syam

0
食べ物自体は現代でも食べているものも多いのでふんふん、っていうくらいなんだけど、説明に織り交ぜられる川柳がどれも洒落がきいていて面白い。粋だねぇ。2013/02/01

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