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内容説明
仕事について一通りの経験と実績を積み、専門的知識もある人でも、リーダーとしてプロジェクトやチームを取りまとめる立場になると、これまでと違う能力が求められます。プロジェクトのプランを描いてメンバーをまとめ、実行し、成果をあげる能力です。それに必要な能力はカリスマ性でも人望でもなく、また、雄弁さでもありません。たった一つ、PDCAを回せるかどうかです。 PDCAとはPlan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)のこと。ビジネスマンなら一度は聞いたことがある人も多い、マネジメント手法の一つですが、実際にきちんとできている人は少なく、計画を立てても途中で頓挫してしまったり、結局いつも通りの結果しか出せない人が多いのです。 というのも、一般的にはPDCAとは「P→D→C→Aを循環させるもの」とだけ考えられているからです。実はこれが落とし穴で、本当に大切な要素が抜け落ちています。だからPDCAをうまく回せないのです。本書では「本当のPDCA」をお教えします。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いちろく
12
PDCAサイクルについては、入社して直ぐの研修で習って以来久々。PDCAサイクルに、ResearchのR、ImplementationのIを加えた6つのサイクルにしている所がこの本の面白い展開。仕事以外の事でも基本になり応用出来る事と改めて思う。2015/03/21
501
8
PDCAが頓挫する原因の多くは、最初の段階であるP(計画)が不十分のままD(実行)に移ることである。このため、本書はPの前にR(調査)、後にI(インプリメーション)を独立した工程として取り組むことでPの手抜かりをなくす方法を説く。Pといっても具体的に何をすれば十分なの?という疑問に答えてくれる本。A(改善・処置)からPへの移行のポイントにもふれていて良い。他の工程の解説はあっさりしている。2014/05/29
デビっちん
7
ビジネスではPDCAを回せと言うけれども、うまく回らないことも多い。それはPDCAが回らない原因の多くは、「仕掛け」と「段取り」がないままサイクルを進めてしまっているから。本書では、Pの前の「調査」とPとDの間の「落とし込み」の要素を加えたRPIDCAを述べている。途中のプロセスによって、改善活動は①改善のくり返し②計画の見直し③抜本的な軌道修正に分岐する。まったく結果がでないときの出口の設定も忘れてはならない。よく出来た道具を錆びつかせないためには?2015/10/25
ラーメン小池
6
PDCAサイクルをうまく回すために、R(Research=事前研究)とI(Implementation=実装=リソース計画)を取り入れたサイクルを提案する。P(計画)の精度を高めるため、事前研究を徹底して仮説検証を重ねる重要性を説く。これはビジネスだけでなく、科学研究、製品開発そのものの手順でもあると感じた。I(リソース計画)は欧米では非常に重視されている分野とのこと。日本では予算や人員の割り当てが十分に考慮することなく計画が策定されがちだが、実行可能性やメンバーの意欲などを考慮すると非常に重要であろう。2015/02/16
らる
3
PDCAにおいて大事なのは、Pの部分。本書では更に、Pのに裏付けを与えるための「調査」と、ヒト、モノ、カネといった「リソースの計画を立てる」事、更に製造、企画、販売の全てが「納得している」ことの重要性を強調している。計画には、「内容に説得力があること」「実現可能であること」「実行する人全てが納得していること」が必要である。2018/03/16
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