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内容説明
活字プロレス誕生から60余年――。いま初めて綴られる、プロレスのほんとうの歴史。日本のプロレス史は力道山、馬場、猪木という3人の偉大なスーパースターにつくられた。彼らの歴史的な試合や事件の多くは主に田鶴浜弘、鈴木庄一、櫻井康雄という3人のプロレス・マスコミのパイオニアによって綴られてきたが、ひとつの史実でも語り部によってそのディテールが異なっている。たとえば力道山のプロレス入りのきっかけとなったとされるハロルド坂田との出会いや、力道山から馬場、そして現在の三冠王座へと継承されたインター王座の出自についても、それぞれストーリーが違ってくる。本書は過去60余年に活字化された複数のナラティブを並べ、ベテランのプロレスライターでありスポーツ社会学者でもある著者が丁寧に検証し、昭和プロレス史の真相に迫った大作である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅうと
2
力道山の時代のプロレスがよくわかった。2020/10/28
sheep book
1
プロレスに真面目です。でも、プロレスの記憶はあいまいです。プロレスとはそういうもので成り立っています。2018/05/22
豊平川散歩
1
プロレス入門に続く同著者本を読んだ。著者はアメプロ系のイメージがあり、良くぞここまで調べ上げてるなと感じた。当時のことを共有していたわけではないが、プロレス界の著名人の証言?もあり、リアルタイム感がある。裏話もあり歴史の検証ができ楽しめた。下巻が楽しみだ。2017/06/20
ロックスターKJ
1
評価:★★★★☆ 4点 活字プロレスの歴史という切り口が興味深いです。下巻も楽しみだ。2017/02/20