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内容説明
中学1年生ながら、数々の難事件を解決してきた少年「名」探偵・狩野俊介。ある日彼は、事件性がないと思われてきた、ある事故の捜査を依頼されるが…。俊介が前代未聞の密室殺人事件に挑む書き下ろし原作の表題作「降霊会事件」、そして学園内の難事件を解き明かす「金糸雀は、もう鳴かない」の2編を収録した人気傑作ミステリー小説コミック版!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コリエル
4
これ紙で買ってたな。電子書籍はこういうことがあるから困る…。まあ短いページで2つの事件が入っていてそこそこ読める。少年誌向けってことでシンプルな謎解きを意識したようだけど、そこが逆に読者には物足りなくて続編には結びつかなかったのかな。原作には事欠かないシリーズなのに。2016/11/11
はなぶさ
2
前の漫画版が好きだったけど、今作の絵柄も慣れたら結構良かった。「金糸雀は、もう鳴かない」は前の漫画版でも描かれてたなぁと思ったら変更されてる部分があってちょっと驚いた。一番びっくりしたのは野上さんが出て来ないことでしたけどね!orz2011/10/08
どら
1
再読。太田忠司の作品は必ずしもそういう作品ばかりではないのに、ジュブナイルの印象が強いのは、やはりこの狩野俊介と新宿少年探偵団の両シリーズによる気がする。個人的にはデビューの三部作で唸ったが、あの路線は続けらず残念だったが結果的に或る程度の商業的な成功も得られたので本人的には満足しているのかもしれない。ミステリィ作家の(経済的)存命策としてのキャラクターシリーズを考えるとき、好例の作家の一人だと思う。(逆が極端すぎるが多島斗志之かな)そういう意味でコミックで更にジュブナイル化したのはある意味正しい道か?2022/02/20
杉浦印字
1
あらためて達者で魅力的な画だなあ。デフォルメも効いていて詰め込んだ話でもスイスイ読めるし、なぜかケンカ描写がやたら迫真。単行本未収録話があることも含めて、これが作者の(現在)最後の作品というのは複雑なものがある。2013/11/28
152
1
個性的な絵で、慣れるまで少し読みづらかった。しかし主役二人がとても可愛い!少年探偵モノとしては結構良い感じ。原作も読みたいと思った。2011/11/28