双葉文庫<br> てのひらに爆弾を

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双葉文庫
てのひらに爆弾を

  • 著者名:黒武洋【著】
  • 価格 ¥638(本体¥580)
  • 双葉社(2016/11発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575519150

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内容説明

都心で市民を狙った爆発事件が発生。爆弾が仕込まれたのは携帯電話だった。犯人は通信会社に5000万円を要求するが、その後動きを止めてしまう。時間ばかりが経過し、苛立つ捜査陣を嘲笑うかのように、事件は思いがけない方向へと転がっていく――。『そして粛清の扉を』の著者が放つ迫真のクライム・サスペンス!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆう

25
所轄から捜査一課特殊班に異動になった城辺が初めて手掛けた事件は携帯電話に爆弾を埋め込んで爆発させるという事件。ケータイボマーか!これは面白いハラハラ展開!とのめり込むように読んでたけど、明かされる犯人の動機にえっそれ!?と茫然。いや、それも確かに社会的な問題だとは思うのですよ。でもそこからこんな大事件に発展するとは…。何がきっかけで何が起こるか分からない世の中だし…う~む。結末はなんとももやっと。ナオピーチ…泣ける。レビューを打ってるまさに今もスマホ使ってるから、現実にこんなことになったら恐怖でしかない。2016/09/02

kei@名古屋

22
ケータイボマー!日本中混乱のパニックホラーサスペンス的な感じか!?という良きスタートダッシュでしたが、読了後にはなんとなくボンヤリ。もやっとしますもやっと、解決したのやらしてないのやら。さてどうしましょうこのモヤモヤは2016/11/22

あも

19
捜査一課特殊班に異動した城辺刑事。落とし物の携帯電話が爆発し、携帯会社が脅迫されるという事件が起こる。間に犯人視点の章を挟み、終盤へ。大まかな構成はそこまで悪くない筈だが、過剰かつ冗長な修辞に辟易。書き割りの説明や取ってつけたエピソードでは○○は頭が良いだの言われても伝わらない。昔読んだ『そして粛清の扉を』は良かったが、こんな下手な作者だったかなぁ。何より犯人の余りに幼稚な動機と短絡的な行動にうんざり。あと、本筋に必要とは思えない七海や事件はまだまだ続く的ラストから続編書きたさが伝わってきて更にうんざり。2016/08/24

リードカンパニー

1
謎のケータイボマーからの国民、政治家、企業に対する脅迫。エンタメとしては申し分ない内容。ただ、城辺という特殊班の刑事が、やや感情的で、刑事らしくない。そのような主人公の方が書きやすいのか?いずれにせよ、脅迫は犯罪。ケータイボマーの言い分は正論だが、身勝手過ぎる。2016/10/03

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