内容説明
邪神の使徒であるサキュバスに操られそうになるも、エリスのキスとユエルの存在により何とか正気を取り戻したシキ。ルルカが手名付けたアースドラゴンの活躍もあり、何とかサキュバスを撃退する。しかし聖女フィリーネは、サキュバスが必ずまた迷宮都市を襲撃するつもりだと告げる。そして、その言葉通り、サキュバスが再び街を襲撃するのだが――。遂に明かされる、迷宮の正体とシキがこの世界にやってきた本当の理由。シキをめぐるルルカ、エリス、ユエルの恋の行方も気になる「小説家になろう」発の大人気ハーレムファンタジー、待望の最終巻！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
9
サキュバスが再び襲撃をかけてくる中、全ての真実が明らかになる今巻。―――全ての真実、そして全てを救うのは少女の献身。全ての真実が明らかになり、最終決戦を迎える今巻は、シキ達各人の想いが戦場に弾ける中、規定されていた悲しい結末を、ユエルの未来が全てを賭けて否定するという、ある意味意外な形での決着が着く巻となっている。でも、悲しい結末よりは皆一緒、笑顔の結末の方がいい。ユエルの未来の力で勝ち取った未来、その先に待っているのはきっと、誰もが幸せな穏やかな未来。彼等のその先に祝福を。 うん、面白かった。2017/04/30
いーたん
8
急ぎ足の駆け足で駆け抜け、あっさりと完結しました。邪神との戦いはなんとも言えない展開になりましたが、ユエルのハイスペックには驚きましたが、まさかそんな裏技的な登場からの退場。結果的に大団円を迎えることが出来ました。ハーレムを達成したシキたちの婚姻初夜。どうなったのでしょうか〜レーベル移籍してでも描いてもらいたいですね。2016/12/02
nais
5
ユエルさんの潜在スペック高すぎ。ユエル視点でもう一冊挟んで最後に繋がるととても好みの展開になりそうだったので少し残念。2016/11/03
まろさん
5
私は何度も言ったはずだ、「ユエルを悲しませてはいけない」と。もっとのんびりした作品と思ってましたが唐突なシリアスとなんか良く分からない裏設定が続き正直首を傾げる展開。ラストはユエルも幸せ大円満で終わりましたが、どうしても勇者ユエルの存在が悲しすぎて非常にモヤモヤする、いままで通りもっと簡単に出来なかったのかな？なんならそのままの存在で仲間入りする結末でも良かったと思います、悲しい存在は要らなかったのになぁ残念。2016/10/02
Abercrombie
4
完結編。ちと呆気なかったが、だれもがハッピーな結末は○2017/04/28
