内容説明
東京・池袋。キレた奴らが集うこの街に、博多で暗躍する最強の殺し屋たちが舞い降りた。「おい、この街、なんかやばくねえか?」闇組織に囚われたフリーの殺し屋・林憲明。「よくわかんねえがよぉ喧嘩なら買うぜ」標識を振り回す池袋最凶の男・平和島静雄。「東京は恐かところやね福岡帰りたかぁ」博多をこよなく愛する私立探偵・馬場善治。「僕は進学のために上京してきたんです」非日常に憧れて上京した少年・竜ヶ峰帝人。「新宿にも優秀な情報屋がいるんでしょ」新宿でメンバーを操る天才ハッカー・榎田。『鍋ねえ。季節感なさ過ぎじゃないかな』そして、趣味で情報屋を営む男・折原臨也。一千万の賞金が懸かった“首無しライダー”事件の裏で、最強にヤバい奴らが繰り広げる新しい物語の幕があがる!! 「電撃文庫MAGAZINE」誌上の50号突破記念企画で再誕生した、奇跡のコラボ小説がついに電撃文庫で登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はな
34
図書館本。デュラララ!未読なので詳細は分からないけれど、面白く読めました。ベースがラーメンズだからかな。知っているキャラたちが東京でも暴れているよーという感じで安心して読めました。博多であっても池袋であってもラーメンズのメンバーはあまり変わらなかった。デュラララ!の平和島さんがとても気になる存在です。2017/01/19
END
14
『博多豚骨ラーメンズ』は1巻しか読んでいないので、何処までオリジナルなのかわかりづらい。虎とか兎とかは今回登場のキャラなんだよね?もっと『デュラララ!!』のキャラが登場するかと思って読んだんだけど、数人がすれ違う程度だったのが残念。せっかくなんだからもっとガッツリとコラボしてくれれば良かったのにな。榎田だけは『折原臨也と、喝采を』で出てきたので、臨也もの繋がりが読めて面白かったけど。もう是非成田 良悟が書くコラボに期待です。もうメチャクチャ引っ掻き回して欲しいな♪2016/11/02
o.c.beats
13
「デュラララ!!」と「博多豚骨ラーメンズ」のコラボ版。自分は「デュラララ!!」の方は読んではいなかったけど、普通にラーメンズの続編として楽しめました。ラーメンズメンバーが東京遠征。そこでも彼らは事件に巻き込まれていき…。内容はいつものラーメンズ。違うのは殺し屋稼業が賞金首稼ぎに変わったかたちで。しかし改めて猛虎魂って名前はすげぇな(笑)2020/12/09
Susumu Miki(Dik-dik)
12
『博多豚骨ラーメンズ』の作者による企画物。『デュラララ!!』の舞台である池袋に、それぞれの事情でなぜかラーメンズのメンバーが集結して、それぞれに裏社会に関わる仕事をしたあとに草野球の遠征試合をして帰っていく話です。もちろん『デュラララ!!』側のメンバーも出てきますけど、どちらかというとラーメンズの面子が目立っていました。刊行に寄せての言葉で『デュラララ』作者が「逆バージョンをやって2巻目を出したい」的なことを書いていましたが、果たして実現するのでしょうか…?2017/12/20
サケ太
12
コラボ企画。デュラララのキャラクターをちょこっと登場させて、池袋で博多豚骨ラーメンズのメンバーを活躍させる感じのお話。いつもの多人数視点から話が纏まっていく感じが弱い。キャラクターは好きなので楽しく読めた。2016/10/09