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内容説明
日々を「善く生きる」ためには何が必要でしょうか? その良い手立てとして、歴史から学ぶという方法があります。わが国には、読む人に感動と憧れを抱かせる生き方を示した人物が沢山います。自分が優れていると思う人を、素直に真似していくこと。これが「善く生きる」ための一番の近道になるのです。本書は、現役の中学校教諭が子供たちに、偉大な先人たちの感動的なエピソードを「道徳の教材」として語りかけた七十話を収録。私たちの祖先が、何を大切に思い、何に情熱を傾け、何に自分の身を捧げてきたかを伝えています。「牢獄でも学び続けた吉田松陰」「全財産をなげうって農村の復興に尽くした二宮金次郎」「ユダヤ人難民にビザを発給し続けた外交官・杉原千畝」「五十六歳から独力で書き始めた徳富蘇峰の『近世日本国民史』百冊」「世界を感動させたある潜水艇事故――佐久間艇長の遺書」など、人生の本当の価値とは何かを説いた“魂の授業”を再現!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鉄人28号
9
☆☆☆☆☆ 4回目読了。「生き方の手本」になる歴史上の人物のエピソードが盛り込まれている。そういう人物にあこがれることによって道徳心は高められていくと思う。学校教育現場での「道徳」の授業ではこのような題材をふんだんに取り入れるべきだと思う。2019/02/26
鉄人28号
8
☆☆☆☆☆ 教育の根本は子供の「徳性」を育てるということである。「徳性」こそが人間の本質的要素であり、知識・技能は付属的要素に過ぎない。ところが今の教育は、知識・技能の伝達に重きが置かれている。これはやがてはAIが人間に代わって引き受けてくれることが可能であると思えるが、「徳性」はそういうわけにはいかないだろう。徳性を育てるために一番大事な「道徳」が小中学校においては教科としては位置づけられてはいない。 2018/03/02
ミナ
5
渡邊先生のお話を聞いて即購入した思い出の本。より良く生きるなんて言うけれど、それってどういうこと?の疑問に答えをくれる。こんな道徳の授業だったら嬉しかったなぁなんて。何か一つでも身に付けたいとは思う。2018/12/04
kuwachan_man
4
渡邉さんは古今の人物をいろいろ調べて書いています。知らないこと(人物)も随分あり、勉強になりました。この本は大人の正当な教科書ですね。2016/01/29
わらび
3
大学の講義で使われていた本だが、1度勉強から離れてフラットな状態で読むとなかなかおもしろい。著者の方はなかなか業界では強い力をお持ちではあるが、内容としては本当にたくさんの偉人のバックグラウンドを調べられている。私自身、道徳教育がいいか悪いかという点ではどちらにもつかないが、内容として生徒に身近ではない例えが多すぎて、しっくりこない中、このような形の副読本があると、染み込みやすいのではないかと思う。2020/05/04
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