内容説明
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春、夏、秋、冬。日一日と暦をめくりながら、季節の変化を感じ、受け止める。
そんな私たちの日常を取り巻くのが、気象現象です。
この本では日本気象協会の監修のもと、365日にわたって生活の知恵と、暮らし方のヒントを集めました。
同協会が長年にわたって観測してきた日本の気象データに基づいて、季節の言葉、歴史や文化のエピソード、旬の食べものや身体の健康、防災の心構えなどを読みやすく記した、いわば「気象でひもとく暮らしの歳時記」です。
かつて雑誌クウネルに連載していた人気コーナーの待望の書籍化であり、四季に彩られた日本に暮らす喜びとともに、一日一日を大切に抱きしめたくなるような一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マカロニ マカロン
4
個人の感想です:B。NHKテレビなどに出演している気象予報士佐藤公俊さんの講演会で、クイズに正解していただいた本。日本気象協会の気象予報士の方たちが四季を彩る季節の言葉を優しい言葉と、シンプルだが可愛らしいイラストで365日分のトピックスを教えてくれる。短歌俳句を作る人だったら、歳時記としても使えそうだし、さすがに気象協会だけに気象に関する言葉は充実している。春は「山笑う」、夏は「山滴(したた)る」、秋は「山装(よそお)う」、冬は「山も眠る」まさしく的確な表現の言葉だ。今の時期はまさしく「油照り」だ。2019/08/25
こばこ
2
365日それぞれにトピックスを設置し、文章出してるのはまめだなぁと。ただ3月上旬から(日本国内で最速の歴代開花が3月10日)「ソメイヨソノ開花」の話題があり、そこから折に触れて桜、という話になってたりで、全体のネタには不足しがちなのかな、と感じさせられたり。ぱらっと開いてさらっと頭を休めるにはいい感じです。2018/06/16
咲菜
0
自然に目を向けてみようと思わされました。特に天気について印象深い言葉が多くありました。煩悩の数の由来は知らなかった。2025/02/22