新潮文庫<br> 雪の果て―人情江戸彩時記―

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新潮文庫
雪の果て―人情江戸彩時記―

  • 著者名:藤原緋沙子【著】
  • 価格 ¥605(本体¥550)
  • 新潮社(2016/10発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101391632

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内容説明

貞次郎の想い人、弥生は心ならずも目付神崎に嫁いだ。貞次郎は奸計に遭って、神崎の腕を斬り脱藩。江戸での潜伏の日々、神崎の参府と弥生の出奔を知り……(「雪の果て」)。餅菓子を売りながら女手ひとつで幼子を育てるおみさの前に、父親になるはずの男が五年ぶりに現れたのだが、幕吏に追われる身となっていた(「梅香餅」)。女たちのはかなくも強靱な愛の姿を炙り出す傑作人情譚四編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

111
人情江戸彩時記「雪の果て」。人情物三部作の完結編かな?一部は坂・二部は川をテーマに、今回は女性が一人又は母子で生きていく事こと愛することを悲しくもほんのりと感じさせられたかな。2016/10/05

ごへいもち

14
あまりハードでなくて満足、次も読みたいな2024/04/28

信兵衛

14
シリーズ第3弾。格別に感動を覚えるといったことはありませんが、どれも江戸市井の人々が抱える様々な情を描いた篇で好感が持てます。2016/05/14

たーくん

10
貞次郎の想い人、弥生は心ならずも目付神崎に嫁いだ。貞次郎は奸計に遭って、神崎の腕を斬り脱藩。江戸での潜伏の日々、神崎の参府と弥生の出奔を知り…(「雪の果て」)。餅菓子を売りながら女手ひとつで幼子を育てるおみさの前に、父親になるはずの男が五年ぶりに現れたのだが、幕吏に追われる身となっていた(「梅香餅」)。女たちのはかなくも強靭な愛の姿を炙り出す傑作人情譚四編。 2020/05/10

ルカリオ

5
表題作以外はシングルマザーだったり母を亡くして一人だったり、女手ひとつで商いをする話。仕事に対して真面目に向き合って地に足がついている女の人は、やっぱり強いものだなぁと思う。2019/05/10

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