新潮文庫<br> シェイクスピアの正体

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新潮文庫
シェイクスピアの正体

  • 著者名:河合祥一郎【著】
  • 価格 ¥649(本体¥590)
  • 新潮社(2016/10発売)
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  • ISBN:9784101204765

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内容説明

シェイクスピアとは誰なのか。別人、合作、それとも……。彼の存在が謎めいているのは、その作品の偉大さゆえでもある。片田舎から行方をくらませた無学な男は、いつのまにかロンドンで天才的な詩人・劇作家へと変貌を遂げた。才能が花開いたのか、誰かが成り変わったのか? シェイクスピア研究第一人者の東大教授が、演劇史上最大の謎を解く! 『謎ときシェイクスピア』改題。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばんだねいっぺい

27
シャクスペアか、シェイクスピアか。まずは、エリザベス朝という時代性を踏まえて、冷静になることから。無類の面白さ。2016/05/08

ジュンコ

20
別人説。7人の候補者。シェイクスピアとは何者なのか?話の展開も、交わされる議論も、時代背景もおもしろかった!2016/06/28

Norico

19
シェイクスピアって、こんなに謎多き人だったんだ、ということを初めて知りました。別人説を論破していくのももちろん面白いのだけれど、別人説ってやっぱりロマンあるよなぁ、とそちらにも興味ひかれてしまう。肖像画の顔のラインから、「これは仮面だ!」と言ったり、お墓をあばこうとしたりとか、真剣だからこそ面白い。2021/01/30

rinakko

18
本物の(劇作家としての)シェイクスピアは田舎の手袋職人の倅なんぞであるものか、生まれも育ちも高貴なお方がその身分を隠してお書きになったのに決まっておる…というシェイクスピア別人説には根強い人気がある(でも主要な説だけで七人て多いな…)。別人説は、ロマン主義とともに起こった熱狂的シェイクスピア崇拝の申し子である。そも、《シェイクスピア》だけが天才として崇められありがたがられてきた背景がある。その思い込みから抜け出さないことには…という河合先生節。エリザベス女王の宮廷、その周辺のおさらいも出来て面白かった。2016/06/01

こつ

12
あらゆる別人説を細かく検証し、シェイクスピアの正体に迫ります。肖像画に謎の線があり仮面だということを表してるとか、都市伝説みたいで笑ってしまうような説があったりして面白かったです。これほどさかんに別人だと主張されるのは、シェイクスピアがブランド化され必要以上に持ち上げられているからというのも納得ですが、ミロのヴィーナスのように謎に包まれているため人を惹きつけるのでしょう。2018/09/05

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