内容説明
「あなたが正しいと信じる道を生きよ。」 ユダヤ民族にとって、聖書とは「契約書」である。 ダビデ、ソロモン、パウロ……奇跡の民族ユダヤから学ぶ、 人生を強く賢く生き抜くための教え。 *本書は2012年4月に刊行された『超訳聖書 古代ユダヤ賢人の言葉』より160の言葉を厳選し、文庫エッセンシャル版として再編集いたしました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハッシー
65
★★★★☆ 過去50年間で39億部も発行された人類史上他に類を見ないベストセラー『聖書』。その『聖書』の一部を厳選し、分かりやすい言葉で編集し直したのがこの本。新約聖書の誕生をめぐる歴史や、旧約聖書、ユダヤ人との関係など、聖書を知るための基礎知識も纏められているのが、分かりやすい。『聖書』は読んだことがなかったが、人生の生きる上での知恵が凝縮されおり、キリスト教徒でなくとも、教訓を得ることができる。今まで宗教本ということでハードルが高く読むことはなかったが、いつか原文で読んでみたいと思えたのが収穫だった。2019/08/10
すしな
43
075-23.イエス率いるナザレ派が台頭した時代は、なんとなく今の日本にも似ているようにも感じました。高度に社会性が求められる時代で、パリサイ派の理想から逸脱すると、人非人として扱われるような空気のなかで、そういう逸脱した人たちに救いの手お差し伸べたのが、イエスだったというので腑に落ちました。いままで聖書を読んでもピンとこなかったのですが、日本人にもわかりやすいように味付けされた超訳でした。2023/07/10
チサエ
8
KindleUnlimitedにて。聖書のみことばが分かりやすく噛み砕かれ、タイトル通り「生きる知恵」として学べる1冊になっている。いい本だと思う。聖書にまったく触れたことのない人でも、特に抵抗なく読めそうなので、オススメしたい。つい最近これ本屋さんで見かけたけど、紙媒体はピンクでかわいいよ。2022/05/28
moonanddai
6
以前、阿刀田高の「コーランを知っていますか」という本を読みましたが、それによれば「煎じ詰めれば親父の小言」集という…。聖書も実際は読んだことがありませんが、この本を読んだ感じでは、人生に対しなんと饒舌であることか…。それに対し「我が家」の宗派、「一神教」と言われる「浄土宗」の(言葉を選ばず言えば)なんと単純なことか…。「阿弥陀」は自分に帰依することを表明すれば極楽への往生が約束される…。どちらが人生の糧となりうるのでしょうか…?2017/06/02
MADOKA♡
4
ユダヤ教、キリスト教を信仰しているわけではないのですが、自分と違う宗教の人がどんなことを大切にしているのかを知りたくて購入しました。宗教の成り立ちと、聖書の言葉が160選ばれており、意味が訳されています。現代社会に合わせた内容もありとてもわかりやすかったです。宗教と関係なく日々の生活の中で大切にしたい内容も多くあり為になりました。迷いがある時にはまた読み返したいです。仏教についても学びたくなりました。2019/03/25
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