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内容説明
金融業界でフロントランナーとして活躍したトップアナリスト*が、仏教の世界観から提言する、持続可能な経済・社会のかたちとは。
*11年連続日経アナリストランキング第1位、10年連続Institutional Investor誌1位(それぞれ銀行部門)
現在のライフスタイルを維持するには、2030年には「地球が2個必要」であるという事実から、目をそむけてはいけない!
「経済成長は正義」という価値観は、目に見えて終わりを迎えているのだ。
かつてドイツの経済学者シューマッハーは「仏教経済学」を提唱し、『スモール イズ ビューティフル』をベストセラーにした。
同様に本書は、仏教の考え方を金融に活かし、経済を破壊した金融に、経済を正しく導く役割を担わせる。
「欲しがる」行動をやめようとしない経済を、「正しく生きる」美徳界に解脱させることで、持続可能な世界のかたちを考える。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
112
この本は私にとってはかなり印象に残る本でした。著者はアナリストでかなり名が売れている方のようです。その方が金融業界の観点から今の経済全体の方向性をもう少し精神的あるいは仏教的の教えをもとに、今のままでいいのかという疑問を投げかけておられます。成長ということがないと本当にダメなのでしょうか?この本にも引用されているシューマッハーの「スモールイズビューティフル」を読み返したくなりました。2017/02/10
Hiroki Nishizumi
2
仏教か。仏教ってキリスト教より分かりにくい、というか分派が広すぎてよく分からない。根本は一緒なんだろうから、金融に限らず、もう少し探ってみたい。2023/11/01