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内容説明
各紙誌で絶賛の嵐! FT&マッキンゼーによる2015年「ビジネス・ブック・オブ・ザ・イヤー」年間ビジネス書大賞 最終候補作。
ニューヨークタイムズ記者である著者が、2009年から2014年にかけて世界中のビットコイン関係者に直接取材し、その実相について掘り下げたルポルタージュ。さまざまな異端児たちが主役を演じた初期から、フィンテックの中核をなす技術として産業化されていくまでの様子を克明に記している。
ビットコインのしくみ、ブロックチェーンの進化についても時系列に沿って丹念に解説しており、今後の応用について考えたい専門家やネットビジネス関係者にとっても、必読の1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
飯田健雄
32
面白かった。ビットコインは、国際通貨になる確率が高いことも理解できた。通貨の信用度が極端に低い国(悪性インフレで悩む国)や国際出稼ぎ労働者が手数料を取られないこと等々、利点が多い。後は、透明性、セキュリティの問題をクリアしていけば、我々も、ちょっとビットなコインBitcpoin)も持つことが可能になるでしょう。2017/01/24
ショア
17
図書館本。この本からはじまった。MTGOXの由来(とあるカードゲームのオンライン交換所)とかウィンクルボス兄弟とかロジャーバーとか知れて良い。個人的にデジタル・ゴールド否定派だが今後どこまで価値の保存ができるか経過観察。壮大な社会実験である。2017/08/05
EnJoeToh
10
i) 面白い。 ii) 東京がすごくチバシティ。2016/09/30
はりねずみ
8
ビットコインが開発されてから10年たった。仮想通貨が投機以外の目的でも徐々に受け入れられはじめている。本書は、サトシナカモトが論文を発表してから、ビットコインを今日まで支えた人達の物語だ。社会システムをガラリと変えうる革新的なビットコインには、既得権益が破壊されるのを恐れる人々から敵視された。麻薬売買やマネロンなどの違法行為に実際に使われもした。それでもビットコインの魅力に取り憑かれたエンジニア、起業家、投資家らが、この革新を生存させようと未来のために働いた。仮想通貨の可能性を隈なく網羅した良書。2018/06/02
おおとろ|内省的ストーリーテラー
7
☆☆☆☆☆ 再読2022/02/09