内容説明
埼玉の恐怖にようこそ。深夜のダム湖に響き渡る、謎の女性の悲鳴……踏切で後ろから迫り来る黒い影……丘の上の建物三階から、こちらをじっと見つめる白衣の男……埼玉には、知られざる恐怖が埋まっている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らむり
46
うーん。怖さはそこそこでしたが、著者の趣味で書いてますね。これは「埼玉の怖い話」じゃなくて「上尾の怖い話」ですね。2016/04/23
澤水月
22
上尾の話が半分。私は浦和出身だが秋ヶ瀬公園はリアルに怖い、意味が違って。レッズ生まれる前はゴリゴリのヤンキー多く、攫われたら秋ヶ瀬行き…。高崎線の殺人踏切は高港基資漫画の神社前踏切とは違うのかな? 特に最初の話に顕著だが怪異が起きるまで歴史経緯や地理説明が長い、凸向けなのだろうか2016/02/24
タカシール
14
昼は家族連れやスポーツ、散策などで明るい雰囲気の公園などが夜になるとガラっと印象を変える・・・当たり前のことでもあるけれど、よく考えれば怖い。埼玉県在住であるが本当の近所以外は夜になど行ったことがない。もちろん、行く用事もないわけだし。怪しいものがいる場所というのはどこにでもあるものだと考えると怖くなる。もしくは怪しいものがでるかも、という思いが呼び寄せるのかもしれない。・・・などとも考えてしまった。2018/09/10
綾乃
11
埼玉県出身の著者が経験した心霊現象や、心霊スポットに潜入した時のルポルタージュ的な本。 写真は一切なく文書ばかりで淡々と書かれてるので、あまり臨場感が感じられず、沼や湖ど似たような話しが多かった印象しか残らない。 ただ、日常よく知る賑やかな公園や広場が、夜にはガラッと雰囲気を変え心霊現象が起こる場所になってしまうというのは、何となく不気味なものを感じずに居られなかった。2021/06/07
yamakujira
6
22編の怖い話は、すべて実体験した怪談という体裁だから、グロテスクな描写がなくてのんびりと読める。子供の頃の体験や見聞と、最近の取材体験が混在してるけれど、虚実ともかく後者はルポルタージュだ。ありきたりな話も具体的な地名を出されると、いかにもありそうな恐怖体験になっておもしろい。半分が著者の出身地らしい上尾近辺の話で、埼玉県でも地域が偏ってるので「埼玉」に惹かれると期待外れになるかも。二つ沼が今では埋められて造成されたと聞くと、心霊スポットの消失からも自然破壊が伝わるのが悲しいね。 (★★★☆☆)2018/03/21
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